常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

蛇と金魚

2013年10月06日 | 季節の便り

 池の睡蓮の葉の上に中型のヤマカガシを見つけた。

近頃、蛇が激減してめったに見ることがない、今年初めての出会いのような気がする。

いつも葉の上にアマガエルが休んでいるから、それを狙っているのかもしれない。

睡蓮の近くを大きく成長した金魚が泳いでいる、まさか自分より3倍も太い金魚を飲み込むこともあるまいと思ったけれど、念のため長い竿で追い払った。

長い体をくねらせて、地面を這うより数倍も早く水面を一直線に移動して対岸の石垣の隙間に滑り込んだ。

聞いた話だけれど、青大将が自分の3倍も太いネズミを捕らえ、数時間かけて飲み込んだという。

蛇の細い胴体が風船のように膨らんで、中が透けて見えたというのは眉唾だけれど、蛇の口はそのような構造になっていることは確かだ。

すばしこい金魚がそうやすやすと蛇に捕まるとも思えないが、まるで水中を龍のように泳ぐのだから油断はできない。

パトロールを強化しよう。

 

 

コメント
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