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慶安検地小帳

2013年08月20日 | ルーツ

 鳳凰シャジン  鷺草   折り鶴蘭

慶安の検地帳

慶安小帳

慶安検地(1649~1652)の結果を、本百姓に示した控えといわれる、慶安検地小帳なるものが存在する。

小帳によると年貢は、拾石六斗六升四合と記されており、名請人は市兵衛と書かれている。

しかしながら、位牌にも墓石にも市兵衛の名は見当たらない。

仮に甲州より移住した初代が市兵衛としたら、系図上の開祖了圓は移住3代目に当たり。市兵衛の孫になるのではないかと思われる。

しかし いかに戦勝国からの移住とはいえ、勝手に農地を略奪したとは考えにくい、10石の年貢を納められる農地は、河川敷や傾斜地から簡単に開拓できたとも思えないから、それなりの歳月が必要だったと思われる。

市兵衛を移民2代目と推察した。

 

コメント
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