常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

柿花火

2012年11月21日 | 季節の便り

 柿花火

熟し柿は二日酔いの妙薬 飲酒後一つ食べると朝の目覚めがさわやかになる。

最近、柿のお世話になるほど飲む事がなくなった。(飲めなくなった)

霜の朝 蜂屋柿(渋柿)の大木は葉を落としつくした。

葉の茂みに隠れていた柿は思ったより大量で、大輪の柿花火となっていっせいに躍り出た。

蜂屋柿は柿の名門らしく、それを冠した産地は全国に分布しているようだ。

我家の蜂屋柿は、祖父が小柿を台木に接ぎ木し今日に至っている。

近辺の柿は切り倒されて、祖父の蜂屋だけが残っている。

食物としての柿の効能が最近見直されているらしいが、木登りして収穫するのもおっくうだ。

仮に収穫できても食べてくれる人がいない。

しばらくは冬空に柿花火を鑑賞し、雪が積もる頃 野鳥に饗する事になる。

コメント
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