遠縁に当たる 明治42年(1909)生まれの方が亡くなり、昨日お葬式に参列した。
お歳は103歳 小学生の可愛い曾孫さんが、お別れの言葉を読んだ。
「おおばあちゃん」と呼ばれたその人の人生は、決して平坦な道のりではなかったと思う。
しかし幾度かお会いしたことがあるが、いつも明るかった。
葬儀の終りに「川の流れのように」が流れた、おおばあちゃんはこの歌が好きだったという。
知らず知らず 歩いて来た、細く長いこの道
振り返れば 遥か遠く、故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道、地図さえない それもまた 人生
ああ 川の流れのように、ゆるやかに
いくつも時代は過ぎて、ああ 川の流れのように
とめどなく空が黄昏に、染まるだけ