常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

たった一つの花

2012年02月10日 | 季節の便り

 

 

 

遠縁に当たる 明治42年(1909)生まれの方が亡くなり、昨日お葬式に参列した。

お歳は103歳 小学生の可愛い曾孫さんが、お別れの言葉を読んだ。

「おおばあちゃん」と呼ばれたその人の人生は、決して平坦な道のりではなかったと思う。

しかし幾度かお会いしたことがあるが、いつも明るかった。

葬儀の終りに「川の流れのように」が流れた、おおばあちゃんはこの歌が好きだったという。

 知らず知らず 歩いて来た、細く長いこの道


振り返れば 遥か遠く、故郷が見える


でこぼこ道や 曲がりくねった道、地図さえない それもまた 人生


ああ 川の流れのように、ゆるやかに


いくつも時代は過ぎて、ああ 川の流れのように


とめどなく空が黄昏に、染まるだけ

 

 

 

 

コメント (1)
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