常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

ホウズキを鳴らす

2007年10月02日 | 季節の便り
ホウズキ


長い時間を掛けてホウズキの中身を抜き出すと、風船のような赤い外皮だけが残る。ホウズキの2ミリほどの小さな臍から、種などの中身を抜き取る作業は大変な根気と技量が必要であった。
大概は薄い皮が破けて水泡にきす。
うまく中身が抜けたホウズキを口に含んで鳴らした。
舌と唇を器用に動かして、ホウズキの中に空気を吸い込む、これが難しい。
膨らんだホウズキを、歯茎で一気に押し潰すと奇妙な音が出る、これを連続して鳴らす。
「ギュー、ギュー、ギュー」ただこれだけのことである。
コメント
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