或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

ヤズ

2012-10-07 07:49:37 | 400 釣り
昨日は友人達と船釣りへ。このところ初秋の好天気が続いていて、雨の心配は全くなかった。今回の狙いはハマチ。瀬戸内海では四季折々いろんな魚種が釣りの対象として楽しめるのだけど、魚がかかった後の引き味という点では、やはり大型の青物であるハマチが一番。ところがこのところ、とんとご無沙汰。直近の数回は全てボウズという情けない状況が続いている。

ひと月ぶりとなった釣行は、いつもの遊魚船。チャーターしていて、客も全て仲間なので気分的にとっても楽。目的地に着くまでは、船中でハマチ談義に花が咲いて。今年はハマチの当たり年で、このところ好調が続いているとか。昨日も80cmのブリを筆頭にハマチが2桁。サイズの小さいヤズを含めると船全体で30本以上も釣り上げたと船長がニコニコしながら話してくれた。

そうなると、おのずと期待が膨らんでくるというもの。泳がせ釣り用の小アジの数釣りを終えた後で目的地へ。魚場は山口県の情島周辺。到着すると、すでに船が4、5隻いて、いざ、釣りを開始。だけど、なかなかアタリが来ない。ようやく友人2人に同時にヒット。1本はバラシで、もう1本は、かわいい30cmぐらいのワカナ。だけどこれで期待がぐっと膨らんだのは確か。

でもねえ、この日はとにかく喰いが渋くて。刻々と時が過ぎ、悪い日に当たってしまったと皆が思い始めた時に、隣いた友人にアタリが。だけど上がってきたのは、これも30cmぐらいのワカナ。なんか変。こりゃだめかだと船長が場所を移動しようかと話始めた時に、自分にその日最初のアタリが。竿先がビュンビュンしなっていい感じ。気持ちがグーンと盛り上がったかな。

だけどリールを巻き上げ始めると手応えが弱い。水面に見えてきたのはヤズ。取り込んでサイズを測ると45cm。久しぶりの青物の引きが心地よかっただけに、もう少し大物だったらなと。それから幾度となく場所を移動したものの、船全体でワカナが数匹釣れただけで終了。結局自分が釣り上げたヤズがその日のベスト。皆が落ち込んで帰宅したのは言うまでもないけど。