或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

HANA-BI

2005-07-22 06:07:52 | 350 映画
今週の初め、広島では梅雨が明けました。そしたら連日最高気温が33~35℃。夜も熱帯夜で暑い。もう真夏です。

今日は荒井由実の「14番目の月」の“晩夏”からの“群青色”つながりで、北野武監督の映画「HANA-BI」(1997年)の紹介。この作品は第54回ヴェネチア国際映画祭のグランプリ(金獅子賞)受賞作。音楽にばかり興味を持ってましたが、肝心の映画がこんなに凄い賞を取っていたとは知りませんでした。

実は映画は最近レンタルでようやく観ました。前に観た同監督の「BROTHER」(2000年)が、いわゆるヤクザもの。それで敬遠してたんです。私は暴力シーンがからっきしだめ。臆病者ですね。(笑)

それじゃどうしてこの映画を知ったのか?ですが、きっかけはサントリーの“シングルモルトウイスキー山崎”のTVのCM。ピアノとストリングスの美しいテーマ曲が流れてきて、いい感じだなあと思って調べると、久石譲の作品。TSUTAYAに彼のCDがたくさんあり、そのほとんどをレンタル。一番気に入ったのが「HANA-BI」でした。全編を流れる哀愁を帯びたメインテーマがいい感じ。弦と管が邪魔しない聞き易い音作り。オーケストレーションが上手いですね。

肝心の映画なんですが、“北野ブルー”と呼ばれる空や海の青色は随所でみられました。だけどDVDや下のCDのジャケットに出てくる、お目当ての“群青色”は結局出てこずじまい。中身も印象は薄いですね。やっぱりヤクザものは先入観があってだめみたい。(笑)

写真は題名つながりで、これからの季節にピッタリの“花火”。いい思い出がたくさんあるなあ。宮島とか岩国の錦帯橋とか、今年はどこか大きな花火大会でしっかりと見たいですね。



HANA-BI(サントラ)HANA-BI(サントラ)

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
正直に言いますと (ken)
2005-07-23 03:23:56
たけしの映画がなぜこんなに世界的に受けているのか分からないです。確かに「その男、凶暴につき」から2、3本目まではそれまでの映画にはなかった感覚だから面白いなとは思ったんですが、例えばこの「hanabi」とか自作の絵やギャグの使い方がどーもあざといような気がして好きになれないんです。賞を取るほどの映画じゃないんじゃないかと。

日本映画、世界に知られてないけど、もっといい映画あるのにな・・・て思っちゃうんですよね。
返信する
やっぱりね。 (ハンコック)
2005-07-23 07:32:41
Kenさんの意見なんで説得力があります。



確かに面白いところはあるんですが。

暴力差し引いても演技があまりに下手なんで。

吹き替えならそこが分かりにくいかも。(笑)



それと自作の絵は、これは趣味の問題ですけど、

私にはちょっとって感じでした。



でも我々日本人には当たり前のようなところでも、

外国人には印象深い所があるのかもしれませんね。



まあとにかく暴力ものはだめなんです。(笑)

返信する

コメントを投稿