或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Harmonie Villa eau Jardin

2010-04-08 06:18:24 | 900 その他
先週は親戚の結婚式へ出席するために名古屋へ。ここ数年は自分の不精がたたって盆や正月にカミさんの実家へほとんど顔を出していない。その意味では良いチャンスかなと。それにしても、ついに甥や姪が結婚する時代に突入したって感じ。

場所を聞くと中部国際空港のすぐ近く。それを聞いてウォーターフロントにある新しいモダンな式場かなとピーンときた。おそらく交通の便の良い名古屋市内のホテルとかが一般的だろうから、わざわざそんな僻地を選んだのにはそれなりの理由があるのだろうなと。名古屋駅から名鉄に乗って約30分で常滑駅へ到着。そこからタクシーに乗って10分程度と意外に近い。

式場の名前はアルモニー・ヴィラ・オー・ジャルダン(Harmonie Villa eau Jardin)。想像通りで白を基調とした直線的でシンプルな建物の造りはギリシャとか地中海を意識した雰囲気。ほどなくチャペルへ案内されて。純白のバージンロードの奥には銀色の十字架が。その先には大きなはめ込みのガラス越しに伊勢湾が一望できる。フルート、エレクトーンにコーラスを加えた生演奏はなかなか良かった。

挙式が終わると屋外へ案内されて。新郎新婦が階段の上から登場。花弁のシャワーをかけて祝福しながら降りてくるという、よくあるパターン。面白かったのがその後。なんとお菓子が入った小さな袋を皆に投げ始めて。これって典型的な名古屋スタイル。元々は着付けを済ませた花嫁が式場に向かう前に、実家の高い所から近所の人々に菓子袋を投げるというもの。

いかにモダンな挙式とは言え、これを外さないところに名古屋の伝統の強さを垣間見た気がしたけど。その後はガーデンテラスでカクテルパーティー。これがなかなか洒落ていた。天気が良く暖かかったので雰囲気も上々。思ったのは雨だったらどうするのだろうと。順延したいだろうな。屋外がウリなだけに晴と雨では雲泥の差だから。そして最後は屋内の披露宴会場へ。スライドや動画をふんだんに織り交ぜた効果抜群の2人の紹介ビデオに、時代の移り変わりを強く感じたかなあ。


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