或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

名探偵の掟

2009-08-25 06:24:45 | 370 テレビ
このところDVDレコーダーに録画していた溜まりに溜まった番組の整理に追われているのだけど、なんかねえ、最近はどうも好みに合う番組が少ないような。だから追われているといっても、実のところ東野圭吾原作でテレビ朝日系列の深夜ドラマ「名探偵の掟」を観ては消し観ては消しただけ。もうとっくに放映は終了していたけど、この土日にようやく最終回までこぎつけた。

観ながら思ったのが、この番組は自分にとってツボだなあと。とにかく笑える。造り的には”ゆるーい”のギャグ満載って感じで、同じ深夜帯に放映された「時効警察」や「33分探偵」と同じ雰囲気なのだけど、今回はキャスティングが自分の好みにピッタリ。鬼刑事役である木村祐一のお笑い出身とは思わせないしっかりしたクサイ演技も渋いけど、お目当ては主人公で探偵役の松田翔太の相手役を勤める新人女刑事役の香椎由宇。ルックス的に取り立てて好みという訳ではないのだけど気になる。

そんな怪しいファンにとってたまらなかったのが第八章の”花のOL湯けむり温泉殺人事件”。珍しくこの回だけは彼女が主役。しかも隠密調査のために様々な変装をするという設定。それはもう大コスプレ大会。黒のメイド服、ピンクの和服、白衣、ブルーの制服と定番モノが勢揃い。男性視聴者がどうすれば喜ぶか、しっかり理解してくれているなあと。

しかし香椎由宇ってスタイルが良い。特に足の長いこと。いわゆるモデル体形。刑事という役柄もあるのだろうけど、後ろで束ねただけのシンプルな髪型が、逆に素材の良さを引き出しているような気がする。それと設定されたキャラが彼女にピッタリ。

探偵モノのコメディと言えば、自分の世代では、なんと言っても松田翔太の父親である松田優作の往年の名作「探偵物語」。キザなシルクハットとか、なんとなくつながりを持たせた感がアリアリ。思えば”ゆるーい”ドラマのハシリだったかもしれない。

名探偵の掟 (講談社文庫)名探偵の掟 (講談社文庫)

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