或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Caballero Club

2013-06-16 07:04:42 | 200 ジャズ
昨日は亡くなったカミさんの妹の長男、まあ簡単に言えば甥の結婚式。事前にメールで打診すると、ビデオを撮影して欲しいとのことだったので、ソニーのハンディカムにとってはハワイ旅行以来久しぶりのお出ましとなった。式場はグランドティアラ名古屋。名古屋駅から徒歩5分ぐらい。早朝に雨が降っていた広島から新幹線に乗ったのだけど、名古屋はまだ曇りだった。

チャペルでの結婚式も、自席からならビデオ撮影OKでラッキーだった。もちろんプロがビデオを撮影しているのだけど、アングルが違うので両方あっても良いかなと。やや悔やまれるのが、想定はしていたけど、ビデオ撮影に熱中するあまり、ここのウリらしいフランス料理のコースを落ち着いて堪能する余裕がなかったこと。とは言え、無事に披露宴も終了し撮影も完了。

実はその後がこの日のメインイベント。卒業以来30年以上も会っていない大学時代の悪友と食事を。自分のFacebookに今年彼が投稿してきたことがきっかけ。ホテルで一休みしてから夕方になって待ち合わせの寿司屋へ行くと、懐かしい顔が眼の前に現れて。それからは、積もる昔話に花が咲いて。その喋り方といい表情といい、人間って年を取っても変わらないなと。

その後で自分がホテルで事前にサーチしておいたジャズのライブへ。最初はかつて自分も演奏したことがある「jazz inn LOVELY」にしようかとも考えたけど、同じ当日案内のページに女性ヴォーカルをやっている店があったのでそちらへ。店の名前は「Caballero Club」。場所は新栄町の東寄り。タクシーを降りて、ビルの奥にあるドアをようやく見つけて入った。

店内はライブにはちょうど良いぐらいの広さで、アンティークな雰囲気がとても落ち着けて。8時から1stステージが始まったのだけど、ピアノトリオでの2曲の後にYUKIが登場。自分的にはあくまで唄を聴くのが目的なので、別に太ったオバさんでも構わないのだけど、まさかこんなスラリとしたキレイ系のお姉さまとは。俄然嬉しくなったけど、サプライズはその後で、やや低めで柔らかな声質がまさに壺。クリス・コナーに近い雰囲気で、ピッチも良いしディクションもなかなか。早口すぎるMCを除けば、最近聴いた中ではピカイチだったかな。