或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Clarion Hotel

2011-09-02 07:25:59 | 870 米国紀行
米国旅行を終えて2週間、ようやく時差ボケがとれて通常の感覚に戻りつつあるのだけど、振り返ればあっという間だったなあというのが今の気持ち。今回も旅程を欲張りすぎていて、結局ほぼ毎日移動してしまった。スーツケースに余裕があったからパッキングにさほど時間はかからなかったけど、やはり異国の地で時間を気にしながらの毎日は疲れたということ。

それも癒えて、ようやくブログを更新する気力が生まれてきたので今日からいろんな思い出を米国紀行として記事にしていくつもり。行く前に周囲から言われたのが「円高で良いね」という言葉。関西国際空港で両替した時のレートが1ドル79円。過去に経験した中では80円台が最高だったので、確かにそうかもしれない。だけど現地で生活していると、そんな実感はなかった。つまり購買力平価的な視点で言えば、地方都市で実質物価がようやく日本並みかなと言ったところ。

というのも特にニューヨークでは、この為替でも物価が高いと感じたから。それを如実に示すのがホテルの料金。今回宿泊したのがミッドタウンにあるクラリオンホテル(Clarion Hotel)。全込みで1泊200ドル前後。東京だったら1万円以下のホテルってところ。とにかくマンハッタンは高いのだそうだ。それにしても部屋の狭いこと。スーツケースを置く場所がないのには困った。

唯一良かったのが立地。Park Ave. 29th St.にありマンハッタンのちょうど中心辺りに位置していて、地下鉄4/5/6線の28thSt.駅に近く、しかも夜遅くまで周囲のコンビニ等の店が開いていた。実際に現地で行動してみてそれを実感。それとタクシーを利用した時に、5thAve.等と比べてPark Ave.の方が断然空いていて、何処に行くにも移動が楽だった。

特筆すべきはWi-Fi接続。もともとネット無料を条件にホテルを探したけど、国内を含めてこれまで宿泊した中で最も電波が強かったような。だからネットが快適。安ホテルなのに意外だった。その意味では嬉しい誤算。受付のおねえちゃんが全く仕事をやる気がなかったことや、コンチネンタルの朝食がこの上なくチープだったのを除けば、一人旅としてはまずまずだったかな。