はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

間取り検討9

2007年01月14日 01時04分43秒 | 古民家再生
今日のお宝、UFOお釜が2個・・・ではありません。実は写真には写ってはいませんがアト2~3個は転がっていました。

なんだか微妙に大きさや形が違うような気もするのですが、用途が違うのでしょうか?

こんな物置なのにけっこう太い梁を使っています。

さて間取りを考える上でネックとなるもの、キッチンとその西側の板間を仕切る南北の太い梁、白蟻と雨漏りでどうなるかと思いましたが、どうやら強度的には大丈夫で、一部を除き黒光りした見事な姿を見せています。

しかし、これが低い・・・。北の方が特に。
もともと土間だったところに床を張ろうとしているのでこういうことになるのです。
いっそのことキッチンも土間に・・・、と思うのですが嫁さんは反対です。
そりゃあ北側の土間なんて寒いすよね。一日で一番長い時間いるわけだし。

普通の床の高さだと頭がつかえます。
低くすると他の部屋と段差が出来ますが、それでも北の方はやっぱり頭が当たります。

となると、ここを仕切ってしまおうとするのが普通ですが、キッチンを広く使いたいのであまり壁は作りたくないのと、山を削って板間を増築する場合は、トイレや風呂を置けるので、ここを吹き抜けにしつつ梁の北の方は一部仕切りの壁ができるので都合がいいのですが、山を削らないと吹き抜けにするためにここには風呂もトイレも置けない、ということもあり、悩みどころなのです。

いちいちかがんで通るのもなぁ・・・・。

間取り検討8

2007年01月13日 02時24分10秒 | 古民家再生
今日のお宝、練炭火鉢? この前ホームセンターに行ったらたくさん練炭が売っていました。豆炭も。

こんなのぼくが小学校に入学した頃にはもう使ってなかったものなのですが、最近はやりなんでしょうか。

人のやってないことをやって楽しもうと思っていたのに・・・・。
そういえば餅つきセットも売っているし、なんかつまらんのぉ。

簡単に手に入るということはよいことなのでいいんですけど。

この火鉢、実際どうやって使ったらいいのかよく分からんのです。
とりあえず練炭買って来て、やってみます。

あさってはメジャーとカメラを持ってモデルルーム巡りです。
ぼくはキッチンの寸法を測りに、嫁はイメージを固めに。

家を買ってからモデルルーム巡りなんて珍しいパターンかもしれません。
買う前は全然行ってないのに。

明日行く予定だったのですが出勤になってしまい、あさってのスキー場遊び(スキーもスノボもしません、子供と雪遊び)の予定をキャンセルしました。

はやく間取り決めないとね・・・・。

間取り検討7

2007年01月12日 01時49分55秒 | 古民家再生
今日のお宝は昨日と同じく裏山の納屋で発見されたモノです。
これはそこそこ頑丈な造りのタンス。

でもけっこう傷んでいます。
取っ手が錆びていて引き出しを開けようとするとバキっととれそうで、怖くてまだ開けていません。
治せばまだ使えそうです。

さて、吹き抜けに絡んで屋根の断熱の話です。
吹き抜けの部分は当然断熱しますが、天井を張る部分はどうするか?

夏場はどうだっていいのです。というのも、夏場の屋根裏の暑い空気は越し屋根から排出するので、断熱はあれば良い程度かな?と思っています。

でも冬場は難しい。
昼間は屋根裏の暖かい空気を使うので、断熱しない方が良いのですが、夜になると今度は家から熱が放出されるのを防ぐために断熱が必要となります。

しかし、その断熱の効果が如何程で、断熱しなかったらどの程度不快なのか・・・・。

分からないなら断熱しておけば良いのですが、やはりコストの問題とシンプルさに欠ける点で悩みどころです。

天井に断熱するという手もあるのですが、夏場に外してしまう和室と玄関土間の天井は断熱することができず、中途半端なのです。

うーむ・・・・悩ましい。



間取り検討6

2007年01月11日 00時05分23秒 | 古民家再生
本日のお宝。裏山の納屋にあった戸棚です。

納屋は壁が落ちて屋根も一部壊れていて中のモノもさぞかしひどい状態だろうと思っていたら、そこそこの状態に見えます(背面はどうか分かりません)。

引き出しの中にも、お宝?がイッパイです。

さて、玄関土間北側の板間が吹き抜けに出来る訳、容易に開閉できる窓or蓋のようなものがここではできるのでしょうか?

その訳は、壁にあります。壁といっても、この家には部屋を仕切る壁はキッチンと居間の間にしかありません。

この板間にあるのは天井の高さよりも上にある壁です。
東側は竈からの煙を遮るための壁、西側にも土壁があって、吹き抜けにしても屋根裏に繋がっているのは南側だけなのです。

つまり、この南面さえ塞ぐことができれば、屋根裏と完全に仕切ることができるのです。

しかしそれでもけっこう広い面積になりますが、これにばっちり対応する秘策があるのです。

引き戸にすると、気軽に開閉できないし、全開に出来ません。
で、上端または下端を支点にして開閉するような扉を考えました。

使用するのは板と紐と重力です。
閉めるのは冬の夜だけなので、採光のために透明にする必要はありません。
が、断熱は考えないといけませんね。

吹き抜けの話はここまで。
明日からはまた他の悩みについてです。

間取り検討5

2007年01月10日 00時47分02秒 | 古民家再生
写真の筒のようなものは井戸です。といっても、水は出ません。
実は本当の井戸は別のところにあったのですが、昔に埋められて筒だけが残っています。

これが「お宝」かって? 露天風呂にならないかな・・・・。子供の遊び道具(トンネル)くらいにはなるでしょうか。

さて、玄関土間の北側の板間が吹き抜けになる理由とは一体何だったのでしょう?!

吹き抜けはパッシブな家にとってとても重要ですが、諸刃の剣でもあり、冬の夜もしくは日の差さない曇り・雨の日の昼間には、暖かい空気が屋根裏に抜け、冷気が下に降りてくるというデリットがあります。

このため簡単に開閉できる窓か蓋のようなものが必要なのです。

吹き抜けにできる部屋の候補としては玄関土間、和室(「田」の字で言うと右半分)などがあるのですが、どれも天井には細めの梁が何本も渡してあって、けっこうな厚みの板が置いてあります(天井裏にモノが置けるようになっている)。

この板を外して吹き抜けにすることは簡単ですが、6~8畳の天井を容易に開閉できる機構をつくることは非常に難しいのです。(夏だけ吹き抜けにする予定)

居間、キッチンも状況は大体同じですが、さらに条件が良くないのは、部屋の半分が増築となるところ、半分は古い造り、半分は新しい造りとなって、見てくれ上あまり良くないのです。おかねをかければ奇麗に出来ますが・・・。

じゃあ、玄関土間北の板間はなぜ吹き抜けにできるのか!?
それはまた明日。



間取り検討4

2007年01月09日 01時29分39秒 | 古民家再生
さて、増築しなければならない玄関土間の北の部屋、この部屋のパッシブな家をつくるための重要な働きとは・・・。

この部屋は、家を購入した時には天井があったのですが、もともとは天井はなかったようです。
オリジナルにできるだけ戻したい、という意図からこの部屋は吹き抜けにする予定ですが、ここに重要な働きがあります。

それは、①夏の熱気を屋根裏に送って越し屋根から排出すること、②冬の昼間の屋根裏の暖かい空気をシーリングファンで下に送ること(夜間は屋根裏との仕切りを閉める)です。

この働きをさせるためにはある程度の開口部が天井部分に必要となってきます。
このためにも増築部分を設けて風呂やトイレを北にずらしたいのです。

ではなぜ吹き抜けはこの部屋なのか?
キッチンでもリビングでもいいじゃないか、というと、そうはいかないんですねぇ・・・。

このへんもまた明日です。

間取り検討3

2007年01月08日 02時20分20秒 | 古民家再生
山を削ろうとしてまで、それほどまでに増築したい理由です。

写真は玄関土間の奥(北側)=キッチンの西側を屋根裏から撮影したところです。
これを見ると、真ん中に大きな梁が見えますが、これが壁から1畳分(短辺)の距離のところにあります。

一方、風呂もトイレも壁から2畳分は必要。

と、いうことは、このままトイレと風呂をここに作ると、古い家の醍醐味とも言えるこの大きな梁が隠れてしまう・・・。

こ~れは寂しい!!


しかし最も重要な理由はこんな見てくれ上の表面的な問題ではありません!!

この部屋はパッシブな家を作るにあたって、非常に重要な働きをする部屋なのです。

続きは明日にしましょう・・・眠いです。

間取り検討2

2007年01月07日 00時41分32秒 | 古民家再生
間取りを考える上で最大の検討課題、家と裏山との間のスペースの狭さ。
広さを確保するため、でも簡単に裏山を削れない理由とは・・・・?

写真は家の北東の角を南から撮ったものです。
分かりにくいですが、家の角から細い登り口が裏山へと続いています(道の右側は隣の人の土地)。
登り終えてしまえばあとは広いのですが、隣地が家の後ろまで回り込んでいるので、家の東側のすぐ裏を道が横切っている感じ。

つまり、一番広げたいキッチン(北東の角)のすぐ北側にあたる裏山を削ると登り口が無くなってしまうのです!!

登り口は別につくる? 斜めに道を作るので結構な長さで切り開かねばなりません。
はしごで登る? 道具や切った木や竹や腐葉土を持って上り下りはきついかも。

というわけで、道は残すということにすると、山は削れないんですね~。

もっとも、西よりの部分は削れますし、もともと真北の部分は既に削ってあって結構隙間はあるんですが、家の西半分はあまりいじりたくないという思いがあって、出来れば東半分に風呂やトイレを収めたいのですね。

おっと、でもまずはなんでそんなに増築したいのか、というところを説明しないと。

もちろん室内を広くとりたいというのはあるのですが、それ以上にとっても重要なことが!!

ふっふっふ。また明日です。

間取り検討1

2007年01月06日 01時35分11秒 | 古民家再生
先日会社にて、年末の部長あいさつで「毎日インターネットでしょうもないサイトを見ている者がいる」という注意喚起がありました。

多分毎日帰り際にブログを書いている自分のことなのですが、「しょうもないってなんやー!!」と突っ込みそうになりました。ちょっとショック・・・・。

さて、間取りを考える際の最大の検討課題となっているのが、北側の裏山と家の間のスペースの狭さです。

買った時の増築部分が残った状態では、人が通るのがやっとの隙間しかなく、裏山には日も当たらない、風通しの悪い状態でした。

現在は増築部分は取り壊されていますので余裕のある状態です。
(写真は西側より東を見て撮影)。
この状態で、大体家から崖まで2m程度、狭いところでは1.5mしかありません。

ここに増築しようとするとどうなるか。
畳一枚分増築するのに約90cm必要で、これに屋根の部分が加わると、裏庭は暗いじめじめした空間になってしまいます。

では山なんか削ってしまえば?
いやいや、そうはうまく行かないんですね~。続きは明日。

謹賀新年

2007年01月04日 23時26分30秒 | 古民家再生
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

年末年始と休んでしまいましたが、こいうときは事前に通知した方が良かったと、今気付きました、失礼致しました。

長期の休みもとうとう終わってしまいましたが、いかがでしたか?

当方は正月早々、朝から嫁と大ケンカです。
その理由というのがホントにくだらない、朝飯の御碗に一杯のぜんざいが汁気が無くてほとんどアンコの状態で、甘いのが苦手なぼくが残したことがキッカケなのです。
どうしようもないですね~、正月からこれですよ。

で、配置図を休み中に決めようと思っていたのですが、やっぱりそんなに簡単には決まりません。

悩んでは「えいっ、これだ!!」と決めて終わったつもりでいても、現地に行って「いやいや、こうだろう」と思い、社宅に帰って「やっぱりこうだよな」と考え直す、この繰り返しです。

なにをそんなに悩んでいるのかというと・・・・、いろいろな要素が複雑に絡んで非常に難しいのですが、これから毎日順に説明して行きましょう。

今年中の入居を目指して、がんばるぞ!!