はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!能登半島 雨の宮古墳群 生カキ食べた

2019年08月28日 22時32分27秒 | ツーリング(バイク)

山から下りてきたら、一大古墳地帯

水白鍋山古墳に行ってみましたが、ただの小山で、登る道すらなく・・・
あまりマイナーな古墳に行くと、探してたどり着くのと、登るのとで時間ばかりかかるので、やめました。。。

 

メジャーな古墳といえば、、、雨の宮古墳群

ちゃんと資料館も併設されていて、説明もしてもらえます。
いろいろ質問したりして、気付いたら40分も資料館にいました・・・
一部屋だけの設備なんですけどね・・・

 

棺は丸太を縦に割ってくり抜き、遺体や埋葬品を入れて、また丸太を合わせて埋めていました。

古墳といえば石室のイメージしかありませんでしたが、それはもっと後期のものらしい。

 

ここは盗掘されていたので、発掘の許可が下りたそうです。

盗掘されたにもかかわらず埋葬品が残っていたのは、泥でいっぱいになっていてあきらめたのかも、とのこと。

見つかった銅鏡は、作りは稚拙だが、他のどこでも見つかっていないそう(普通は何個か同じものが見つかる)で、地元の人が見様見真似で作ったのかも。

これ作った素人の人も、作品が博物館に飾られるなんて、夢にも思っていなかったでしょうね~

 

2号墳は前方後円墳。

目玉のように左右に黒い石が置かれているのは、全国でもここだけだそうです。


1号墳墓は方墳。
山の中なので景色がよく、興味はなくとも展望台のつもりで寄ってみてはいかが?
 
 
資料館ですっかり長話をしてしまい、ご飯を食べ損ねてしまいました。

スーパーで安い刺身とおにぎりでも買うか、と思って寄ってみたところ。。。

安っ!! 

小鯛1匹10円以下!! (こんなんならリリースしてあげてほしいけど。。。

 
見慣れない魚ですが、安!!
 
結婚式で出てくるくらいの鯛、102円
こんなの釣れたらかなり自慢できるくらいの鯛、264円。。。
いやぁ、BBQの装備を持っていたなら絶対買っていくのですが、あいにくガスバーナーしかなく断念。。。
でも近くに住んでる人は、ボクらがサンマ食べるの以下の感覚で鯛を食べてるんでしょうね~
 
鯛は安かったのですが、刺身でいいのはなく、おにぎりだけになりました。
 
 ちょっと物足りない感じで海沿いを流していると、焼きカキの看板が。。
広島で食べれなかったので、ふらふらと「みやもと水産」さんの駐車場に入ってしまいました。
店先で焼いてて「へい、らっしゃい」のイメージだったのですが、店に入ると、食堂な感じ。
「焼きカキ一個だけ食べたいんですけど。。。」
「あぁ、もしあるとすると、隣ですね」
「はぁ、すみません」
あるとすると、に引っかかったのですが、とりあえず行ってみると・・・
事務所的なところで、なんか勝手が違う。
「すみません、焼きカキ一つなんですが」
「はい少々お待ちください」
、、、どこで焼くんだろう・・・
ちょっと欲が出て聞いてみました。
「生でも大丈夫ですか?」
「はい、生にしますか?」
「はい、お願いします」
うむむ、、、生ガキが食べれるとは!!
ただし、一個500円、ちょっと贅沢すぎるかと思ったけど、せっかくなのでまぁいいか
子供にも写メ送って自慢してやろう
 
「どうぞ」と出てきたのは、お持ち帰り用に梱包された状態のカキ。
「あの、ここで食べたいんですが・・・」
「はぁ、、、まぁいいですけど、道具とかありますか?」
「いや、、、」
「じゃあ、道具と軍手をお貸ししますね。開け方は説明書が入っていますが・・・」
丁寧に説明してもらいました。
「もしダメだったら言ってくださいね」
いろいろ貸していただき、ご迷惑をおかけして恐縮です・・・
 
さて。
外に出て早速チャレンジ。
 
 
貝柱の位置を確認、上と下を殻から切り離す。
別に難しくはなさそうです。
が、、、、やってみると、「いや、これって絶対無理無理」と思うこと確実です。
ただ、出来ないことは絶対にない、と信じて、ガリガリやってると、殻に穴が開き、そこを起点に・・・
 
出来た!!
 
 
ナイフで刺して食べようとしますが、ずるッと落っことしそうで怖い。
バクッといきました。
けっこう歯ごたえがあり、ごりっとした感じ。
「しょっからい。。。味がない・・・
昔知り合いの小洒落た店で食べた生ガキは、一口頬張るとヌルッとした食感でうまみが口いっぱいに広がり、
「カキとはこんなにうまいのか。。。
と感動したものです。
潮干狩りに行ったときに、プカプカ流れてきたカキを食べた(今思えば、とんでもないことをしたと思う。一応殻は閉まっていた)ときも、幸せな気分になりました。
が、これは。。。
 
 
「ん?
なんか口の中に残っていた肉片を何気に噛んでいたら、うまみが・・・
残った半分をかじってじっくりかんでみる。
うまみがじんわりと口の中に広がってきました。
「うむむ、、、このカキは・・・
最初の半分の250円分はロクに噛まずに飲み込んでしまいましたが、ここのカキはよく噛まないといけないようです。
残りの250円分は、ゆっくり堪能したのでした
 
軍手とナイフを返却しに行ったら、

「出来ましたか?」

「はい、なんとか」

意外そうな顔でした。
手先だけは器用なもので。。。 

でも今度来るときは、焼きカキにしてみます~