タルタルソースかつ丼でお腹が一杯になった所で、帰途に就きます。
とはいっても、途中の観光スポットは残らず総なめしていく予定
地図で出てくるそれらしいところや、道中見つけたものは全部。
で、たまたま見つけたのが「蓑脇の時水」の看板。
日本の音風景100選にも選ばれているらしいので、行って見ないと。
勇んで矢印方向に進むと、交差点の直進の道にいきなり綱が張ってある。
地図で見るとこの先のようですが、特に案内も無し・・・
近辺をグルグル走ってみましたが、手掛かりなし。
うむむ、、、諦めました
そうこうしているうちに、えらいことを思い出しました。
「ガソリン入れるの忘れた・・・」
街中からはかなり走りましたので、戻るのは非常に悲しい・・・
地図で見ると、この先にあることはあります。もどるよりも近い。
日曜日は開いてます!!
いやぁ、便利な時代になりましたねぇ~
ちょっと前なら、絶対に街まで戻るという選択を余儀なくされていたでしょうに・・・
ガソリンスタンドを出て国道に戻ろうと、ふと見ると、看板が・・・
「重文 堀口家住宅」
「キャー~~!!」 ←心の叫び
地図で検索しても出て来なかった観光スポット、しかも古い住宅好きのボクにとって、これはサンタを信じていた頃のクリスマスのプレゼント並みにうれしい発見!!
行って見ました。
国の重文なのに誰も居ない。無料です。勝手に中に入れます。
「夜泊まれるんじゃないか?」
と思う程ほったらかしな感じです。
よくこんなオリジナルな状態で残ってたなぁ、と思わせる反面、茅葺屋根などきっちり整備もされていて、欲しくなりました
もともと目指していた「名勝 梅田氏庭園」ですが・・・
見れません。。。 それならそうと、どっかに書いておいて欲しいのですが・・・・
残念。。。
かずら橋です。四国のは有名ですが、ここのって元からあったのか、観光用に作ったのかよく分かりません。
が、まぁどうでも良くて、通り道にあるのでとりあえず寄ってみました。
駐車場に停めてしばらく歩きます。
やっと着いたと思ったら、なんと有料でした。。。
誰かと一緒なら渡ったかもしれませんが、オッサン一人で渡ってもなぁ・・・
しかも、ワイヤーが見えてます。つまり普通の吊り橋にかずらが巻き付けてあるだけですね。。。
駐車場に停めず、もう少し走り、対岸から渡って戻ればタダかもしれません。
冠山林道を通って岐阜県側に出ます。
途中、かなり道路を拡張したりトンネルを掘ったりしていました。
この道が良くなれば、福井に抜けるのがかなり楽にはなりますね~
←工事で広げられた道路。
でも、こういうのどかな道が無くなるのも、ちょっともったいない気がしますけどね。
のんびり走っていたら、人が出てきて停められました。
ドキドキしながら話したら、どうやらクルマのタイヤがパンクしたみたいです。
今どきのクルマはスペアタイヤを積んでないんですね・・・
補修材と圧縮空気で修理するキットが積まれているそうです。
石を踏んだ時に、タイヤのサイドが裂けたらしく、補修材がタイヤ内部からだらだら流れ出していました。
←レガシーの扁平タイヤは山道には適さないようです。
これは修理は無理ですね。
ところがJAFを呼ぼうにも圏外になっていて、電話がつながらない。
それで通りかかったバイクを停めて助けを呼んだ、ということのようです。
「どうしたら良いでしょうか・・・?」
と、不安そうなお父さん。
一番早いのが、ボクが戻ってJAFに電話する案。
かずら橋まで10kmくらいなので、戻れない訳ではないですが、反対方向ですよね。。。
ただ、ここまで来る間に対向車とけっこうすれ違ったので、
「もう少し待てば、ふもとに降りるクルマが来ると思うので、その車に電話してもらえばよいと思いますよ」
と話している最中に、そのクルマが降りてきました
早速停めて事情を話し、電話の繋がるところまで乗っけてってもらえることになりました。
これでボクはお役御免です。
いやぁ、今まで何も考えずに林道とか走っていましたが・・・
クルマのタイヤですら裂けるのに、いつ替えたか分からないチューブタイヤで走っていることに不安を覚えてきました・・・
「注意しよ。。。」
冠山林道で一番高いところです。
登山の人がけっこういました。
その頂上から降り始めてすぐ、とってもきれいな所がありました。
ススキがたくさん。風に揺れています。
しばらく風に吹かれていました。。。
下り坂はエンジンを切ります。
エンジン音はなく、聞こえるのは風の音。
行ったのは9月、下界はまだ暑いけど、一足先に秋を満喫してきたのでした