数年前に上の前歯4本のうち左端の差し歯が取れて以降、入れ歯を使っています。
入れ歯と差し歯の違いは・・・・ついでにブリッジも
入れ歯:両脇の歯に、入れ歯の金属の腕をひっかけて固定する。取り外し可能。
差し歯:抜けた歯の根っこのところに土台を作って、そこに人口の歯を被せます。取り外し不可。
歯の根っこに土台が作れる場合は通常これです。
ブリッジ:両脇の歯を削って土台を作り、そこに歯が複数個(抜けた歯が一本なら両脇合わせて3本)繋がった歯型を被せます。
差し歯が無理な場合などに使います。
ボクの場合は、何回か差し歯が取れていて、もう根元に土台を作る余裕が無いから差し歯は無理と言われていて、最初はブリッジを勧められました。
でも、どうしても健康な歯を2本も削ってしまうのに抵抗があって、入れ歯にしています。
この判断は今でも正しかったと思うのですが、やはり歯が一本でも抜けると、その影響は大きいですね・・・
トランペット、サキソホンを吹く上で、前歯の存在は絶対です。
トランペットは楽器を唇に押しつけて吹きますが、楽器と上の前歯で唇をサンドイッチしますので、歯が無いと吹けません。
そしてかなりの力が、前から奥に向かってかかります。
サキソホンの場合は、楽器を上の前歯で噛みますので、これも歯が無いと吹けません。
通常は前歯の下から上(根元)に向かって力がかかりますが、クラシックや吹奏楽の様に座って吹くならともかく、拭きながら踊ったり動いたりすると、前後左右やねじれ方向に力がかかります。
つまり、ボクにとっては前歯は必要欠くべからざるものなのです
ところが、今。
前歯に異変が・・・・・・
下の前歯が上の前歯に干渉して、上の前歯が削れて短くなってきています・・・・
原因は推測ですがなんとなく。
歯が一本抜けたのが原因で、歯が動いたんですね・・・・きっと。
上の前歯が奥に倒れてきています。
入れ歯を常時はめていれば、おそらくこんな風にはならなかったと思うのですが・・・・・
なんで入れ歯をはめてなかったかというと・・・・
入れ歯をはめると、これはこれで、入れ歯の当たる前歯の側面が削れるのです。
歯って、エナメル質の部分はダイヤモンドよりも固いらしいのですが、歯磨き粉で削れたりする弱い部分もあるのです。
歯医者によると、入れ歯で歯が削れたりなんてあり得ない、なんていうのですが、絶対にそんなことはありませんね。
現に入れ歯の当たっている場所の形が変わってきています。
でも、まさか入れ歯をはめないことで、こんなに前歯が短くなると思っていなかったので・・・・・
何度か歯医者に行って、干渉している下の歯を削ってもらったりしたのですが、ある程度当たっている方が自然だということで、完全に当たらないようにはなっていませんでした。
いま入れ歯をはめてみると、以前は入れ歯よりも前歯が1mmか2mm長かったのに、今では同じくらいになってます・・・
これはショックです
このところトランペットの調子が悪かったのは、そのせいではないかと思うのです。
今まで出ていた音が全然出なくなりました・・・・
ただの練習不足ならいいのですが、もしずーっとこの調子なら、致命的な気がします
このままだとホントにまずい・・・・なんとかしないと