屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

昭和の森は花冷えというが

2010年05月19日 | 札幌の風景


全道的な低音の影響で、
花をメインにした観光地はどこも不振である。
上湧別のチューリップ公園は120万本のうちわずか3%しか開花していないそうだ。

ニリンソウの群れ・・



早春の花が見られるのはいいが、
あまり寒い日がつづくと心配でもある。

エンレイソウは地味な花だが、なかなか味わいがあってよい。


昭和の森は東京ドーム300個分

2010年05月18日 | 札幌の風景


野幌森林公園の面積は2,051ヘクタールで、
このうち78%を占める国有林は「昭和の森野幌」として、自然休養林に指定されている。




いつもの春なら、道沿いにオオバナノエンレイソウやニリンソウがにぎやかに咲いているはずだが・・
エゾエンゴサクはまだ瑞々しくて、
季節がひと月おくれているような気さえする。

東京ドームは5ヘクタール位なので、
昭和の森は300個分の広さになる。
それゆえ、まだ歩いていないところがたくさんあるが、
きょうは大沢口~エゾユズリハ~四季美~大沢口と歩くことにした。
雨が降るかもしれないが、濡れたら仕方がないか。




手稲山に残雪があって

2010年05月16日 | 札幌の風景


手稲山に雪がのこっている。
桜は満開を迎えたけど、広葉樹は裸枝がおおくて寂しい、
はやく新緑の季節になってくれればいいよね。



きょうは晴れということで、白樺花粉注意報が発令されたが、
ここ二三年はあまりひどい症状になっていない。
もしかして、体質がかわったかもね。



野鳥の名前を調べたが、よくわからなかった。
もしかして、ウグイスとメジロ?




チシマザクラの匂う道

2010年05月15日 | 前田森林公園


千島桜・・

千島列島南部、北海道から中部以北に分布

亜高山帯の林内に生える落葉広葉樹で低木で、
エゾヤマザクラやソメイヨシノと比べて花は小振りでも優雅な香りが心に沁みる。



来春、前田森林公園を訪れることがあったら、
五月の上旬だね、千島桜の香る運河沿いを歩いてみたい。



「ミリオンダラーベイビー」 尊厳死と安楽死

2010年05月14日 | 前田森林公園


前田森林公園も桜が開花して・・
エゾヤマザクラとソメイヨシノ、そしてチシマザクラがきれいだね。

クリント・イーストウッドの映画がBSで放映されている。
昨日は「ミリオンダラーベイビー」をみた。
前半は貧しいマギーがボクシングで一躍スターになってゆくサクセスストーリーである。
しかし、タイトルマッチで負傷したマギーは四肢麻痺患者となって、
ついにコーチのフランキーに安楽死の幇助を懇願するやりきれないラストを迎える。
娘のようなマギーへの同情と、宗教的なタブーとのはざまで苦悩するフランキー・・

アメリカの尊厳死についてネットで調べてみたが・・

患者が別の者に「治療を打ち切ってほしい」と指示できるほど意識がはっきりしている場合、患者は病院に対し治療の停止を指示することができ、病院は必要な法的形式が保証されていることが確認できればその指示に従わなければならない。

意思のはっきりした患者に意思に反した治療をおこなうことは暴行ともみなされる。
クリント・イーストウッド監督は当然これを知っていたと思うが、
フランキーに手を下ろさせるという結末をどうして選択したのか、
それを理解できなかった。

「ミリオンダラーベイビー」はアカデミー作品賞・監督賞など4部門を受賞した。




コジマエンレイソウ

2010年05月13日 | 札幌の風景


↑コジマエンレイソウ

ネットで検索すると、コジマは渡島小島のことであると書いてあったが、
それは渡島半島の間違いではないかと思った。
エンレイソウよりも雄しべの葯の長さが長いというが、
比べてみてもよくわからなかった。

↓エンレイソウ



それにしても毎日寒い日がつづく・・
峠を越えるときはスタッドレスタイヤが必要とかいっていた。
温暖化というが、もしかして地球は氷河期を迎えているのかもしれない。

ヤマガラをみつけた。
ちょこちょこしていて可愛いものである。


やちぶきを描く彩の会

2010年05月12日 | 札幌の風景




北大植物園・・
水辺にやちぶきと水芭蕉が咲いている。
ご婦人かたが明るい日差しをあびながら、キャンバスに鮮やかな黄色の花を描いていた。
そんな風景がなんとも好ましい。

わたしは画家の邪魔をしないように、
脇からそっとやちぶきを撮っていたのである。


真狩村の羊蹄山と水芭蕉

2010年05月10日 | 


真狩村のメイン道路・・
村の守り神であるかのような羊蹄山はみるからに神々しく迫力がある。

有島武郎の「カインの末裔」から・・
北海道の冬は空まで逼っていた。
蝦夷富士といわれるマッカリヌプリの麓に続く胆振の大草原を、
日本海から内浦湾に吹きぬける西風が、
打ち寄せる紆濤のように跡から跡から吹き払っていった。


有島農場は小作人に解放されたあと、
その跡地には有島武郎記念館がたっている。



道道32号線を走る

2010年05月09日 | 


国道5号線を右折して道道32号線へ入る。

湿地帯のところどころ、水芭蕉のかげになってやちぶきが見えると我慢ができない。
ヨシの間に雪の塊があって迂闊に踏み抜くと水溜りにはまってしまうけど、
やちぶきの誘いには勝てなくて・・





まさか熊と出逢うことはあるまい。
臆病なくせにこんなときだけ勝手に思い込んでシャッターを切っていた。
もしかして、いちばん幸せなときかもしれない。