屯田物語

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飛鳥大仏は日本最古の仏像とか

2010年05月26日 | 


飛鳥寺をたずねたときは雨が少し強くなって、
それでも本尊の「飛鳥大仏」と通称される釈迦如来をお参りできてよかった。
日本最古の仏像ということで、鼻が高く大陸的なお顔をしていると思った。
飛鳥寺は蘇我氏の氏寺で開基は蘇我馬子ということである。

お寺のかたが慶応義塾女子高校のグループにガイドされていたので、
わたしたちもそれに便乗していろいろと伺ってきた。

聖徳太子もこの本堂でお参りしていたそうで、
もしかして、わたしと同じ位置にお座りになっていたかもしれない。



飛鳥寺から万葉記念会館へ・・
額田王の人形劇をみてきた。

 あかねさす紫野行き標野行き野守りは見ずや君が袖振る

額田王が不倫相手の大海人皇子にあてた歌、といっても彼は元夫だからね。
天智天皇との男女の絡みが相当複雑である。
壬申の乱の原因の一つは三角関係というひともいるが、それはどうかわからない。

万葉記念館では平山郁夫展が開催されていた。
壮大な絵巻物の如く、あまたの作品に接することができて思いがけない幸運であった。