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屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

春暁

2005年03月21日 | 
3月21日午前6時

   あかつきに
   かすみもとけて
   山とおく


夜明けから刻一刻と空の色が変わっていく様子が面白い。
霞んで見えなかった遠くの町並みが日の出とともに、その輪郭がやっと
はっきりしてきたようだ。

モエレ山と札幌市の東側

オロロンライン

2005年03月21日 | 
雪解けまで、まだ随分日もありそうなので、たまには明るい季節の北海道を
紹介することにします。

昨年の夏、オロロンラインからオホーツク海を経て、空知街道をとおり札幌
まで戻ってきました。
宿泊場所は羽幌、美深といずれも道の駅です。
この道の駅は温泉つきなので、温泉で身体をやすめてから、グランディスの
後部座席をフラットにして寝台車に早変わりです。

札幌~雄冬までは三菱ラリーのコースです。

雄冬~羽幌(泊)~初山別(パークゴルフ)~稚咲内~猿払村~美深(泊)~
浜頓別~美深(泊)~北竜~江部乙(スープカレー)~月形~札幌市


「サロベツ原野駐車場公園」の東屋から利尻富士を眺めました。
芸術的なアングルと思いますが、如何でしょうか。

サロベツ原野駐車場公園


春分の日

2005年03月20日 | 
春分の日
藻岩から手稲の山並みが明るい日差しをあびて、気持ちがゆったりする
眺めである。
雪はまだ深いけど、ここからみる市街はますます春めいてきた。

   手稲山
   春は裾から駆け上がり


きのうは西宮から甥、姪の家族がたずねてきたので、ひさびさにおいしい
お酒を飲んだ。

今朝の手稲山 午前8時


屯田の交差点 雪の壁がなくなるのはいつ

汚れなき悪戯

2005年03月19日 | 映画
1955年のスペイン映画です。
こういう映画を観ると、本当に映画っていいなと思います。
わたしは信仰心のうすい人間ですが、キリストと少年マルセリーノの関わり、
メルヘンチックであるけど、なんの違和感もなく受け入れてしまいます。
どんなに自分の心が荒んでいるときでも、この作品をみたら人間に生まれて
よかったと思うに違いありません。

ちょっと時代が違いますが、同じジャンルでは「禁じられ遊び」「野のゆり」
のような作品が好きです。
「禁じられ遊び」はあまりに有名ですけど、「野のゆり」も是非ご覧下さい。
きっとシドニーポワチエが好きになりますよ。

「夢見るマルセリーノ」音楽も良かったです。

当時の新聞広告の切り抜きです。

風力発電

2005年03月19日 | 
地球に優しい風力発電です。
ここは石狩市民風力発電所です。
風がほとんどなく、風車はわずかにまわっていました。

   息吹いて
   まわしたいよな春の空




昨年の夏、石狩から稚内までオロロンラインを走破しました。
ここは幌延のサロベツ発電所です。
全部で28基あるそうです。
風力発電の風車はすべて陸側に向いていますね。
風車の台そのものは回転しないと思うので、海風より陸風のほうが
強いエネルギーを得られるということなのでしょうか。
石狩の風車も陸向きになっていました。




石狩温泉「番屋の湯」

2005年03月18日 | 札幌の風景
石狩海岸には観光化されていない魅力がある。
しかし、石狩温泉「番屋の湯」だけは賑やかで来場者が多い。
なんといってもここの魅力は、石狩の雄大な風景である。
石狩の潮風に吹かれながら、露天温泉から日本海に沈むきれいな夕日を眺める
ことができる。
しかし、温泉の湧出量が少ないので、源泉かけ流しの温泉を求める人には向か
ない。

温泉のあと、二階の休憩室で夕陽を眺めながら飲むビールは最高である。

「番屋の湯」の正面玄関


石狩の海から振り返って見た「番屋の湯」の裏側である。
露天風呂に入っているひとが立ち上げると、こちらがよく見える。
もっとも早朝なのでまだオープンしていないけど。



「番屋の湯」の隣り「番屋の宿」である。
ここの二階の露天風呂からの眺めも一段とよい。
もちろん、番屋の湯とつながっているので宿泊者は両方楽しめる。


戦争と平和

2005年03月17日 | 映画
1956年の作品ですね。
わたしが最初に観たのは中学三年生のときです。
「戦争と平和」の本(1冊500円)を買いました。
表紙がナターシャ役のオードリー・ヘップバーンのスチール写真で装丁されて
いたので、それに惹かれてしまったわけです。

「戦争と平和」は難解といわれていますが、この映画は比較的わかりやすく
描かれています。
モスクワを占領したのにロシア側が降伏の使者を寄越さないので、ナポレオン
が不満をいってイライラしているシーンを憶えています。
ナポレオンが敗走するシーンは第二次大戦のヒットラーの敗走と重なって、
歴史は繰り返すものだと中学生ながら納得していました。

この映画から、すっかりオードリー・ヘップバーンのファンになりました。

当時の新聞広告の切り抜きです。

石狩の海その2

2005年03月17日 | 
石狩番屋から浜におりると、そこは一面の雪野原である。
雪の浜辺から左側を見れば手稲山、朝里岳、毛無峠、天狗山、於古発山の山々が
連なる。
右側を見れば厚田の岬の向こうは安瀬山、浜益岳、暑寒別岳かな。

札幌の積雪は1mある。
ここから山々を見ても、まだまだ相当な雪であるが、
冬の景色とは違って、山まさに目覚めんとしているように思える。
  
   海に立ち
   足の幅だけ暖かし


左から朝里岳1280m、毛無峠550m、天狗山723m、於古発山708mと思うが、
はっきりわからない。



岬の向こうは、手前に安瀬山654m、浜益岳1258m、かな?
一番高く見えるのが暑寒別岳1491mのはずだが。


石狩の海

2005年03月16日 | 
きょうは朝から春到来を感じさせる日であった。
早朝、「はまなすの丘公園」に行きたくなって車を走らせたが、弁天町の八幡神社
から先は雪の壁にはばまれ通行不能となっていた。

石狩番屋の裏手から海岸に出た。
踏跡のない雪野を歩いていく。
石狩の海は白波も春めいているようで美しい。
岬の山々はまだ雪が残っているが、冬の険しい表情はもう失せているようだ。
あと一月ちょっとで、すこしづつ白から緑に変わっていくことだろうと思う。


   海にきて雪原を踏む心地よさ
   風に訊ねよこれからは春




石狩八幡神社前 ここから先は行き止まりであった。
石狩灯台やビジターセンターまで、あと800m、何日かかるか!



「はまなす丘公園、石狩灯台」の看板


石狩八幡神社 埋れているのは看板だけです。
参拝はできます。


創生川

2005年03月15日 | 
札幌を南北に石狩街道に沿って流れている川です。
明治初期にできた人工水路です。
こんな小さな川でも氾濫したことがあるそうな。
両岸は遊歩道になっています。
ポプラ並木も見えますね。

だいぶ雪解けが進んできたので、「ふきのとう」が見つかるかと思って出かけて
きたけど、まだまだ雪がかぶさっていました。
でも、あと二週間位で雪間から春の野草が覗きそうです。
流れはゆったりと鏡のようであり、水面は陽の光を反射してキラキラ輝いており
ました。
だまって眺めているだけで、春の息吹を感じそうです。

   創生の
   流れそのまま春来る


まっすぐ見えるのは藻岩山です。


上流側
大きな建物はオテル・ド・レーゼン札幌
温泉やプール施設が充実しています。