バンクーバーのオリンピックがおわって、
このところ毎日が映画三昧である。
さて、一本目は・・
「宮本武蔵 一乗寺の決斗」内田吐夢監督 中村綿之助主演
宮本武蔵五部作のうち、最高傑作といわれている。
モノクロで撮影された一乗寺下がり松の決闘場面は日本映画屈指の名シーンとなった。
闘い済んで、比叡山道で極彩色の葉に疲れた身体を横たえる武蔵、
白黒からカラーへ、その色彩の鮮やかな転変が鋭く強烈な印象を与えてくれる。
この作品は昭和39年1月に公開された。
たしか旭川東映・・
武蔵が一乗寺下がり松を俯瞰するシーンは美しく東山魁夷の描く日本画のようであった。
百合が原の雪がはやく解けてほしい・・
春になってここですぐに咲く花は、クロッカスとチオノドクサ、そしてマンサクかな。