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屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

水爆大怪獣 「ゴジラ」

2010年03月05日 | 映画


明けない夜はないが、眠れぬまま外に出てみたら・・
なんとフォレスターが雪に埋もれていた。
まだ三月上旬なので季節はずれというわけでもないが、
湿っぽくて疲れそうな雪である。

さて、二本目は「ゴジラ」
昭和29年製作 円谷英二監督の特撮映画
あらためて見直してみると、かなりシリアスな映画であったことがわかる。
アメリカの水爆実験によって海底に眠っていたゴジラが覚醒し、日本本土を襲うというシナリオである。
この強暴な怪獣は当然のことながら容赦なく東京の中心部を一日にして破壊してしまうのだが、
それはまるで九年前の無残な東京大空襲そのものである。
もしかして、円谷監督は ゴジラ=B29 という想いがあったのかもしれない。

わたしが中学一年のときに「ゴジラ」が上映された。
天才博士が発明した「すべての動物の細胞を破壊する」化学薬品で、
ゴジラを海底に葬ることができるかどうか、
当時は手に汗握りつつスクリーンから目が離すことが出来なかった。

しかし、ヒットシリーズになって、モスラ・ガメラが登場するあたりから、
マンガチックな展開の怪獣映画になったのは残念である。