チリの巨大地震によって700人が亡くなった。
その内、ロビンソンクルーソー島の死者は5人、行方不明者は14人ということである。
だれしも子供のときは「ロビンソンクルーソー物語」などの海洋冒険小説に夢中になったことがあるだろう。
でも、色気づいてからはそんなジャンルの本を手にすることがなくなっていた。
海洋冒険小説といえば、「十五少年漂流記」は有名だが、わたしは南洋一郎の小説が好きであった。
昨日も書いたが・・
たまたま友人がここを訪れて、
アザラシが遊ぶロビンソンクルーソー島の陽気な漁港の写真を楽しんだ日の午後、
マグニチュード8.8の巨大地震が発生するとは痛ましい気持ちのなかに奇妙な偶然を感じた。
翌日のテレビに流れたロビンソンクルーソー島の映像は、
昨日の陽気な光景でなく無残な姿にかわっていた。