屯田物語

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少女から可愛いおばあさんへ

2006年02月18日 | 映画
少女と魔法使いハウルの恋、 「ハウルの動く城」 は生きる楽しさや愛する歓びを描いている。
呪いをかけられ90歳の老婆の姿にかえられた少女ソフィー、呪いは寝ている時だけしか解けない。
もうひとつだけ呪いが解けるときもあるが。
一本足のかかしは「オズの魔法使い」のかかし、四つの世界に通じる魔法のドアーは「ドラえもん」の”どこでもドアー”。
温かく美しい絵柄とメロディはジブリ作品の魅力であるが、気になることがひとつ・・
90歳の老婆に変えられたソフィーの太った体形と鷲鼻はどうか。


チャン・ツイィーの演じる可憐な娘の純愛物語、「初恋からきた道」 は少女の純真な気持ちを育む美しい村の風景をとおして、とても爽やかな映画であった。
  
初恋の相手と結ばれ、年老いて夫を亡くしたばかりのおばあさんが、その想い出を回想するシーンから始まる。

しかし、陰気で太った老婆では初恋を語るに似つかわしくないと思う。
(老婆役は別な女優さん)
  
   ソフィーやチャン・ツイィーのイメージは
            百合が原のアゼリアの花


やはり、ソフィーとチャン・ツイィーは年老いてもスマートで可愛いおばあさんとして描いてほしかった。
もっともソフィーの老婆はあれはあれでいいのかもしれないが。