浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

初雪

2005年12月18日 | 因島

今朝起きて外を見ると、雪が積もって空気が輝いていました。因島ではこの冬初めての積雪です。先週くらいから冷え込みが厳しくなってきていて、日中でも雪が舞う日が続いていましたが、広島県北部や広島市内のような積雪は記録していませんでした。

それが今朝は見事に降り積もっていたのです。因島で積雪するのは年に1~3回程度ですので、非常に珍しいです。当然、雪国のように積雪対策をしていませんから、車もスタッドレスタイヤを履いている車は殆ど無く、道路に関しても雪がそのまま残っています。靴だって服装だって、雪対策が出来ていないから、今日は大変でした。

用事があって出掛けたのですが、目的地に行く途中の少し上り坂になった道路で軽トラックが3~4台、スリップして止まっていました。中には強引に進もうとする軽トラックもありましたが、後輪が氷の上で空転して、とても危険でした。僕の乗っていた車はたまたま4輪駆動車だったので、徐行しながら切り抜けましたが、とても恐ろしい思いをしました。

今まで少々の雪が降っても気にしていなかったのですが、実際に雪の道路の怖さを目の当たりにして、考えを改めました。雪の降る日は出来るだけ外出は控えましょう。「自分だけは特別で、大丈夫!」なんてことは有り得ませんからね。


テーブルゲーム

2005年12月17日 | 日常

今日も寒波の影響で風が冷たいです。こんな日は外に出るのは躊躇してしまいます。

今夜は室内でテーブルゲームでも楽しもうかと思います。

さて、一口にテーブルゲームと言っても何を指すかは人それぞれでしょう。最近ではプレステやファミコン(古い?)などのテレビゲームもテーブルゲームに数えられるのでしょうか?僕の世代だと代表的なのは「人生ゲーム」でしょう。残念ながら我が家にはありませんでしたが、友達の家で遊んでいた記憶があります。また「すごろく」も懐かしいです。手作りのとんでもないすごろくを作って、度々スタートに戻っていました。(笑)しかしなんと言っても「トランプ」でしょう。ババヌキ・七並べ・ポーカー等々。さあ今日は何をするかな。


インフルエンザ対策

2005年12月16日 | 日常

空気が乾燥してきて、気温も低くなり、インフルエンザが流行する季節が来ました。僕も高齢者が生活する施設で働いているので、必ずインフルエンザの予防接種を受けなければなりません。実は今日、注射を打ってもらったのですが、今年はA型(ニューカレドニア・ニューヨーク)とB型(上海)の混合だそうです。昔は予防接種を受けるとお風呂に入ってはいけないと言われていましたが、「1時間経ったらお風呂入ってもいいよ」と説明してくれました。最近は大丈夫なんですね。

さて日本規模でインフルエンザ対策を考えると、もし新型インフルエンザが出現すると約3200万人が感染し、入院が必要な患者は2000万人、死者が64万人と言われています。これに対しては、今日僕が摂取してきたようなワクチンは効かないので、抗インフルエンザ薬「タミフル」が治療の中心になるだろうと考えられています。実際に厚生労働省は4000万人分のタミフルを備蓄しておこうと計画しています。

「備えあれば憂いなし」。たしかにそうでしょうが、実際にタミフルを服用した人が副作用で亡くなったりしています。全てに於いて万能な薬など存在しないのです。僕が心配するのは、皆が「タミフルがあれば大丈夫」と思い込んでしまって、かつての血液製剤のようになりはしないかということです。過剰な期待と根拠無き安心感は、後悔へと繋がるような気がします。

国が対策を練るのは当然として、まずは僕たちが出来ることから始めましょう。

手洗い・うがいをしっかりしましょう。


たばこ税=児童手当

2005年12月15日 | 日常

児童手当を拡充するために、たばこ税が引き上げられるらしいです。1本あたり1円の増税で、1箱20円高くなるそうです。例えばマイルドセブンだと1箱(20本入り)が270円(たばこ税157円)だから、290円(たばこ税177円)になります。僕はたばこを吸わない人間なので、全然平気なんですが、喫煙者にとっては堪らないでしょうね。お金を払ってまで健康を害しているのに、尚且つ税金を沢山取られるなんて、全く酷い話です。

ただ政府に言わせると、日本のたばこは安いそうです。先ほどのマイルドセブンで比べてみると、英国982円(たばこ税611円)、米ニューヨーク市736円(たばこ税370円)と日本の安さが突出しているのだそうで、今後はさらに上乗せが考えられるのでしょう。

たばこだけでなく、お酒に関しても増税されることがほぼ決まっているみたいで、財源に困ったら嗜好品を増税して賄おうという安っぽい考え方が見てとれます。

しかし考えてみましょうよ。それ以外で沢山税金を払っているではないですか。過剰とも思える道路工事やダム工事などなど、税金の無駄遣いを止めて、支出の適正化を図れば、増税しなくても大丈夫なのではないですか?

児童手当のために・・と言われて増税されたお金が他の工事などに使われることのないことを願います。


トヨタカップ

2005年12月14日 | スポーツ

今、日本で「トヨタカップ」と呼ばれる世界一のクラブチームを決める大会が開かれています。世界一の”国”を決める大会が来年ドイツで開かれるワールドカップであり、世界一の”クラブチーム”を決めるのが、このFIFAクラブワールドチャンピオンシップ(通称トヨタカップ)なのです。

昨年までは、同じトヨタカップという名称で、南米代表と欧州代表のクラブ同士がどちらの地域にも属さない日本で世界一を決める試合を行なっていました。それが今年からは世界の各地域(欧州・アジア・オセアニア・南米・北中米・アフリカ)の予選を勝ち抜いた6チームが参加して、真の世界一のチームを決めようということに決まりました。

日本からもアジア予選にジュビロ磐田と横浜F・マリノスが出場しましたが、予選グループで敗退しました。そのため、この大会には日本のチームは参加していません。

それでもシドニーFCから三浦知良選手(カズ)が出場したりして、注目を浴びています。非常に残念なのは、サッカー文化が根付く途中である日本においては、日本代表や地元のクラブチームにしか興味の無いサポーターが多く、せっかくの試合も観客が少ないように見受けられます。

でもテレビで観る限り、かなりレベルの高い試合を展開してくれています。日本でこんなにいい試合が観られるなんて凄いことではないですか。近くにいる人には是非スタジアムで観てほしいです。いや、僕がスタジアムで観たいくらいですよ、本当に。

僕たちの世代が、トヨタカップでのプラティニやファンバステン、フリットなどのプレーを真似しながらサッカーが好きになったように、こういった試合が身近で行なわれることで、日本のサッカーが盛り上がってくれるのではないかと期待しています。


餅つき

2005年12月13日 | 日常

年末になると母方の実家で餅つきをしたことを思い出します。昔ながらの釜戸でもち米を蒸しあげ、石臼と手造りの杵で搗き、搗きたてのお餅を手で丸めていたことが、僕の中で素晴らしい思い出として甦ります。

しかし、祖父母が体調を崩し、孫たちが成長し、自分の時間を持ったり、因島を離れて生活するようになると、いつの間にか、その風習も無くなっていきました。

僕の中に残っている餅つきは、僕自身が小学低学年の頃なのです。だから、僕は子ども用の杵で餅つきをしたことはあるけど、大人のようにリズム良く、ペッタン・ペッタンと搗いたことが無いのです。子どもは餅を丸める係で、これもあまり上手く出来なかったように記憶しています。だから、あの姿に凄く憧れがあります。

もし、自分自身に余裕が出来たなら、息子が近くにいて両親が元気なうちに自分の家で餅つきをしたい。そして搗きたての餅を頬張りたい。それがささやかな願いなのです。


障がい者の親

2005年12月12日 | 福祉

福祉の仕事をしていると、障がい(心身両面において)を持つことで、自立した生活を送れない人たちと出会うことがあります。その方たちの多くは家族の支援を受けて生活しています。特に親が障がい者の子どもを支えているケースが多く見受けられます。

そんな親たちに話を聞くと、大抵の方の心配は、「自分が老いて子どもを支えていくことが出来なくなった(或いは亡くなった)時、子どもがどうなるか」ということだそうです。親が元気なうちは金銭面でも生活面でも支えていくことが可能でも、年齢を考えると親のほうが先に力尽きていくことは自然な流れですから、その時にどうしたら良いか心配な気持ちは当然だと思います。

今は障がい者施設や障がい者と親が一緒に住むことが出来るマンション、支援費制度と介護保険の統合を進めて障害者のサービスを拡充させることなどが考えられたりしていますが、実際に親御さんたちの不安を解消するところまでいっていないようです。

僕も福祉の専門職としてアドバイスできれば良いのでしょうが、自分がもし同じ立場だったらと考えると不安を解消する言葉など見当たらないのです。あなただったら、どんな言葉をかけますか?


あと一ヶ月

2005年12月11日 | 因島

「因島合併カウントダウン」の表示が30日を切りました。僕の中に寂しさがあることに変わりはありませんが他の人たちはどんな気持ちなんでしょう。”たら””れば”の話をすればキリが無いのですが、因島市民の多くは何かしら思うところはあるのではないでしょうか。

僕はあと一ヶ月で心の準備が出来るのでしょうか。合併が決まってから、色々と考えてきていても、いざこういう状況になってくると何もしていないような感じがします。ブログで因島のことを書いたり、因島の行事に参加したり、因島の色々な場所に行って見たりして分かったことは、自分自身がこの島が好きなんだなということです。

だから「因島市」が「尾道市」になったとしても、相変わらずこの島が好きな僕がいるのかなというのが今の気持ちです。名前が変わったから嫌いになるような島ではないですから。

ここには暖かい”人”と”言葉”と大切な何かがあるような気がします。


ドイツW杯組み合わせ

2005年12月10日 | スポーツ

来年の6月にドイツで開催されるサッカーのワールドカップ(以下W杯)の組み合わせ抽選会が開催されました。サッカーのW杯はオリンピックと同じように4年に1度開催されますが、オリンピックと並んで大きな世界的スポーツイベントでありますし、その盛り上がり方はオリンピック以上だと言っても過言ではないでしょう。

さて、全ての予選組み合わせが決定しました。詳しくはこちらをクリックしてみてください。

日本はFグループに入り、ブラジル・クロアチア・オーストラリアと対戦することになりました。対戦国の監督のコメントを見ていると、どの監督も「日本には勝てるだろう」みたいな雰囲気です。実際のところ、日本が必ず勝つといえる国はなく(W杯なので当然だけど・・・)、予選突破をすることさえ難しいかもしれないです。

でも、まあ大舞台でブラジルと対戦することが出来るのは素晴らしい経験だと思いますよ、本当に。今のブラジルの攻撃陣はアドリアーノという高さを得て、パワー・スピード・テクニック・イマジネーションなど攻撃に必要な要素の殆どにおいて、間違いなく世界一でしょうから。良いなぁ、そんな選手たちと対戦することが出来るなんて羨ましいです。そんな選手を抑えることが出来たらどんなに楽しいことでしょう。

ドイツかぁ。応援に行くには少し遠いなぁ。


冬季賞与

2005年12月09日 | 日常

本日のニュースで公務員に冬季賞与(ボーナス)が支給されたと報道されました。

それによると国家公務員・地方公務員ともに2.35ヶ月分支給されており、国家公務員が昨年冬より6000円、0.9%増の約682000円(平均年齢34.6歳)で、地方公務員は2000円、0.3%増の約651000円(同35.9歳)だそうです。
 ちなみに公務員特別職では、小泉純一郎首相と町田顕最高裁長官の約610万円を筆頭に国務相は約445万円、衆参両院の議長は約555万円、国会議員は約331万円らしいです。

中国新聞によれば広島県の国家公務員と地方公務員のボーナスの総支給額が約385億円だそうです。

僕は働き始めて、初めて給料を貰ったときと初めてボーナスを貰ったときに、とても嬉しかった覚えがあります。公務員の皆さんと比べれば、本当に微々たる額でしたが、純粋に嬉しかったのです。今でもこの気持ちは忘れることはありません。

ただ、この季節になると気になることがあります。それはパートで働いている人たちのボーナスについてです。彼らの多くは正職員と同様の仕事を行っています。利用者から見たら、同じ職員ですから、仕事に対する責任だって正職員と変わりません。(少なくとも僕の働いてきた職場では)。

それにも関わらず、ボーナスについては謝礼程度の額しか支給されません。能力的にも実務量的にもパートの人が上回っていたとしても、金額には反映されないのです。矛盾を感じずにはいられません。

だから職場の中でボーナスの話をするのは心苦しいのです。もちろん、仕事に対する評価として頂くわけですから、喜べば良いのでしょうが、本当に喜べるのはパートで働いてくれている方たちも含めて、しっかりとしたボーナスが支給された時だと思うのです。

ボーナスを頂いたら感謝を忘れることの無いように使いたいです。