浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

厄年

2005年12月01日 | 日常

先月、同級生から封書が一通届きました。中を見ると「厄払い・同窓会の案内」とあるではないですか。来年は数え年で33歳となり、女性の厄年になります。

僕の住む地域(この場合は本来は町単位なんですが、同窓会も行なわれますので、中学校単位となります)では、正月に地域の神社へ行き、厄払いをしてもらいます。そして、男性が女性に対して、「長いモノ」を贈るのです。それが厄除けとなると云われています。

少し調べてみると、厄払いの贈り物は色々あるようで、一般的には肌身離さず持てる長いものや、うろこ模様や七色のものが良いとされているようです。例えば、男性への贈り物には、ネクタイ、ベルト、財布、火箸などであり、女性への贈り物には帯、財布、傘などがあるようです。最近では厄除けのお守りを贈る地域もあるようです。

さて、この度、地元に住む同級生が中心となって、中学校の同級生約150人に封書で案内を出したようですが、実際に同窓会に参加できるのは半数ほどだろうと訊きました。かく云う僕も、日程の都合が合わず、参加できそうにありません。とても残念です。

厄年というのは響きが嫌なものですが、こうして同級生が長い年月を経て集まり語り合える機会を与えてくれるのですから、考えようによっては良いものかもしれませんね。

次の機会は男性の厄年(数え年42歳)かなぁ。その時には薄くなった頭で参加したいものです。