浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

2005年Jリーグ閉幕

2005年12月04日 | スポーツ

今年のJリーグはガンバ大阪の優勝で幕を閉じました。なんとガンバ大阪はJリーグが始まった時にあったチームの中で唯一タイトルを獲っていなかったチームなんだとか。13年目での初タイトルおめでとうございます。

今年のJリーグは最終節まで5チームに優勝の可能性がある混戦となりました。34試合も戦ってきて、それでも最後まで分からないというのは、見る側にとっては面白いことです。勝敗表をみたら分かるのですが、今年は優勝したガンバ大阪が34試合して18勝10敗6引分で、決して勝ち続けたわけではありません。10勝以上したチームが14チーム(18チーム中)あるのですから、実際のところ何処が優勝しても不思議ではないのかもしれません。(もちろん、現実には1勝の違いは大きな違いなのですが・・・・)

ガンバ大阪の素晴らしいところは、”育成”がうまく出来ているところでしょう。僕の個人的な見解なのですが、現在のJリーグチームでジュニアユース・ユースの育成が素晴らしいチームは、ガンバ大阪・サンフレッチェ広島・横浜マリノス・ジェフ千葉・東京ヴェルディの5チームでしょう。ガンバ大阪のユースは毎年年代別の代表選手を輩出しているし、素晴らしい選手をトップチームへ昇格させています。そういう意味ではサンフレッチェ広島も同じような傾向なので、評価できると思います。横浜マリノスは今はそれ程の結果を出していないですが、あと4~5年ほどすれば、かなりの選手が下部組織からトップチームへ昇格して活躍するのではないでしょうか。(その前に外部から選手を集めるのを止めればの話ですが・・・)東京ヴェルディはこの度、J2に降格してしまいましたが、ユース年代の育成では高い評価のあるチームですから、もしかしたらこれを機に新たな選手が出てくるかもしれませんね。

話が少し逸れてしまいました。とにかくガンバ大阪のような”選手を育てる”チームが優勝してくれたことを嬉しく思います。例えアラウージョ選手やフェルナンジーニョ選手が凄かったとしても、宮本選手や大黒選手、二川選手、家長選手、橋本選手などなどユース出身選手が活躍したからこその結果と言えるでしょう。

さあ、今年のサンフレッチェ広島は不完全燃焼ではありましたが、可能性を感じさせてくれたことに間違いはありません。来年が楽しみです。今から待ち遠しいなぁ。