浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

冬季賞与

2005年12月09日 | 日常

本日のニュースで公務員に冬季賞与(ボーナス)が支給されたと報道されました。

それによると国家公務員・地方公務員ともに2.35ヶ月分支給されており、国家公務員が昨年冬より6000円、0.9%増の約682000円(平均年齢34.6歳)で、地方公務員は2000円、0.3%増の約651000円(同35.9歳)だそうです。
 ちなみに公務員特別職では、小泉純一郎首相と町田顕最高裁長官の約610万円を筆頭に国務相は約445万円、衆参両院の議長は約555万円、国会議員は約331万円らしいです。

中国新聞によれば広島県の国家公務員と地方公務員のボーナスの総支給額が約385億円だそうです。

僕は働き始めて、初めて給料を貰ったときと初めてボーナスを貰ったときに、とても嬉しかった覚えがあります。公務員の皆さんと比べれば、本当に微々たる額でしたが、純粋に嬉しかったのです。今でもこの気持ちは忘れることはありません。

ただ、この季節になると気になることがあります。それはパートで働いている人たちのボーナスについてです。彼らの多くは正職員と同様の仕事を行っています。利用者から見たら、同じ職員ですから、仕事に対する責任だって正職員と変わりません。(少なくとも僕の働いてきた職場では)。

それにも関わらず、ボーナスについては謝礼程度の額しか支給されません。能力的にも実務量的にもパートの人が上回っていたとしても、金額には反映されないのです。矛盾を感じずにはいられません。

だから職場の中でボーナスの話をするのは心苦しいのです。もちろん、仕事に対する評価として頂くわけですから、喜べば良いのでしょうが、本当に喜べるのはパートで働いてくれている方たちも含めて、しっかりとしたボーナスが支給された時だと思うのです。

ボーナスを頂いたら感謝を忘れることの無いように使いたいです。


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2 コメント

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はーい、パートで微々たるボーナスをもらった者で... (kaorim)
2005-12-09 22:13:40
はーい、パートで微々たるボーナスをもらった者でーす。
でも、hamatokoさんのように思ってくださる人がいて嬉しいです。
私は、パートには有休もボーナスもないものと思っていたので、働き始めて半年後に有休が(5日ですが)つき、ボーナスが出たときにはびっくりしました。金額の多寡は気になりませんでした。

確かに同じ仕事をしているけど、私の場合、夜勤はないし、いろんな委員会への所属や居室担当など免除されている部分もあるし・・・精神的に気楽な立場(もちろん勤務中の責任は同等に感じますが)なので、まぁ致し方ないと思っています。この、気楽な立場か否かというのは、働く上でかなり大きい要素と思いますので、金額に十分反映されるべき部分でしょう。

パートがそうやって低賃金に甘んじているせいで正職員の賃金も上がらない、いいように会社に使われている面もありますがね^^;
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>kaorimさんへ (hamatoko)
2005-12-11 17:54:08
>kaorimさんへ
福祉業界の低賃金は酷いものです。
正職員でも公務員の6~7割程度の収入しかないのではないでしょうか?
それでも介護保険施設は儲け過ぎだから・・・とお役所は言っています。全くもう・・。

パートの人の待遇も改善すべきだと思いますし、正職員の待遇も改善が必要だと切に思うのですが・・・。
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