浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

残暑お見舞い申し上げます

2005年08月12日 | 日常

「年賀状」に次いで季節の挨拶の文章を書くことが多いのが、「暑中見舞い」かもしれません。でも、僕は中学生の頃、8月に暑中見舞いを出そうとしたところ、母親に「もう残暑になるのよ」と指摘されました。なぜこんなに真夏の暑い日なのに「残暑」なんだろうと疑問でした。

一応、立秋 (りっしゅう)” <8月初旬頃>この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。”という説明を受けたものの納得はいきませんでした。

意固地な僕は、結局「暑中見舞い」として出したように思います。そして、翌年からは暑中見舞いも残暑見舞いも出さなくなったのです。

しかし、先人の知恵としての二十四節気はなるほどと思わせてくれるものも多いです。友人・知人への季節の挨拶も素晴らしいことだと思います。

ということで、皆さん暑い日が続いてはおりますが、暦の上ではもう秋です。陽もだんだんと短くなってきました。身体をご自愛され、有意義な生活をお過ごしください。