浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

それでいいじゃん

2005年08月06日 | 日常

人には弱さがあります。或いは人には分からない心の悩みがあります。そしてどうしようもないことがあります。それは病気だったり、間違った行いだったり、人様々なのです。

多くの人は、それを否定することから始めてしまいます。「自分はこんなはずじゃない」「自分のせいじゃない」「自分が間違っているはずがない」

それはそれまでの創りあげてきた自分を信用しようとする言動・行動だから間違っていないと思います。必死に自分というものを支えようとしているのだから。

このときの人は、周りから見ると醜いのかもしれません。自分勝手な人間に見えるかもしれません。でも、それを笑う人間・否定する人間は本当の強さを知らない人間ではないでしょうか。

悩み、考え抜き、「病気」や「間違った行為」など全てを自分自身だと受け入れできたとき、彼らはすごく強く、魅力的な人間となっています。真の優しさを持った人間となっていると感じます。僕の周りにもそんな人が何人もいますが、彼らは共通して人間的に尊敬できる人たちばかりなのです。

自分自身を信じて認めてあげてください。身近な人が間違いや身勝手な言動をしたら、それを教えてあげ、そして受け止めてあげてください。そうすれば、それはきっと「間違い」では無くなるはずですから。

そう、「それでいいじゃん」と言って、友達に微笑み、自分に微笑む僕で居たいと思うのです。