
年内でクローズとなる札幌時計台ギャラリーの正面に向かって右に、地下へと下りていく階段があります。
その階段の壁に、北海道を代表する抽象画家の花田和治さんが描いた壁画が描かれています。
花田さんらしい、クリアな色面配置による、シンプルな作品です。
青いひし形とオレンジの帯が軽快な印象を与えます。
この作品も、ギャラリーの建物の取り壊しと同時にこの世から姿を消してしまうのでしょうか。
花田さんはどちらかというと寡作で、作品を見る機会が多いとはいえないだけに、残念です。

ギャラリーの玄関からだと、あいだにガラスが全面に入っていることもあり、なかなかうまく写真におさまってくれません。

「ISLAND」は壁画の題でしょうか。
この階段の先では、オーク画材が額縁のセールを行っています。
数年前は「キッチンママ」という、昭和のムードの食堂(レストラン、という感じではない)があった。少なくても2008年までは営業していました。コロッケ定食が名物でした。
関連記事へのリンク
花田和治さんの「サンサンロード」(釧路)
■花田和治自選展 (2008年)
■下町のコレクション展2(07年)
■花田和治展(2005年)
12月に、伏木田光夫個展、佐藤武自選展を観ることができ良かったです。馴染んだ空間で両氏の個展を欠かさず、楽しんでいましたので残念です。
最近はギャラリー巡りも少なくなりましたが、暖かい季節には遠出もしながら楽しみたいと思っています。
いつも情報をいただきまして、ありがとうございました。
怜なさん、最近あちこちで仕事、忙しそうですね。どうかご自愛ください。
来年もどうかよろしくお願いいたします。