北海道美術ネット別館

美術、書道、写真の展覧会情報や紹介。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメント、トラバはお気軽に。略称「ほびねべ」

ようこそ「北海道美術ネット別館」へ

2045年08月06日 08時15分17秒 | 展覧会などの予告
 ほぼ毎日更新しています。

 こちらもごらんください。
2013年7月29日到着分以降の情報の送り先について (2016年3月一部修正)



 東日本大震災をはじめ災害の犠牲者の皆さまにつつしんで哀悼の意をささげるとともに、避難者が一刻も早く落ち着いた生活に戻れますよう、祈念しております。




 このエントリは、掲示板のかわりとして、冒頭に置いています。展覧会の告知などでコメント欄を自由にお使いください。
 使い勝手をよくするため、会期が終わったコメントについては削除し、主宰者のレスは原則としてつけません。

 告知される方は、展覧会やイベントのタイトル、会場の名称と住所、会期と時間をかならず書いてください。よろしくお願いします。(かんたんな内容も書いてくださるとありがたいです)

 なお、初めていらした方は、こちらに、このブログの概要が書いてありますので、お読みください。

 筆者への連絡先は、右カラムにあります(あっとを@にしてください)。申し訳ありませんが、以前のメルアドは開けません。

 このブログの作品画像は原則として作家、あるいはギャラリー関係者、主催者に許諾を得ています。無断転載はお断りします。
(許可したおぼえはないので削除せよ-という方はご連絡ください)
 作者ご本人が使用されるのは、もちろんいっこうにさしつかえありません(「北海道美術ネット」から-と付記していただけるとうれしいですが、その旨なくてもさしつかえありません)

 このエントリは、随時改稿します。



twitterで、個展やアートの情報をほぼ毎日午後8時50分ごろから流しています。

 また原則、毎週木曜夜に、新着情報を流しています。

 @akira_yanai のフォローをお願いします。ツイッターでのつぶやきは、毎日未明に自動的にまとめられてこのブログにも掲載されます。



 RISING SUN ROCK FESTIVAL IN EZO (ライジングサン・ロックフェスティバル)の話題は、ひとつのカテゴリにまとめてあります。
 右のカラムをご覧ください。
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4月23日(日)のつぶやき その2

2017年04月24日 00時51分57秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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4月23日(日)のつぶやき その1

2017年04月24日 00時51分56秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2017年4月22日は雨(2) 6カ所止まり

2017年04月23日 14時17分00秒 | つれづれ日録
(承前。1から先にアップします)

 道立文学館を出て、中島公園を横断して、ギャラリー創へ。

 山鼻9条から市電に乗りました。
 西4丁目で降り、地下街にもぐって、大通駅を通ったら、三越ギャラリーで開催中の個展の記事が道新の夕刊札幌版に載っていたのを思い出し、行ってみることにしました。

 三越で24日まで開かれていたのが墨画の世界 小玉茂右衛門展
 一般的な水墨画などとは反対に、モチーフ(花が多い)の周囲を墨で真っ黒に塗りつぶし、花は白く残したり、薄い墨で濃淡をつけたりして描写しています。
 これはけっこう強烈な印象を与えます。周辺が黒いので、メゾチントなどを連想させますが、もっと直接的に見る側に迫ってくるような感覚があります。
 もうひとつの特徴は、縦でも横でも支持体が細長い作品が多いこと。横一列にヒマワリやコスモスなどが並んでいるという構図が多いです。奥行きがある一般的な風景画などとは異なる、装飾的・モダンな構図になるわけです。

 画家は島根県の人のようです。

 会場で「散歩日記」のSHさんに会いました。

 となりでは「石川雄一 油彩画展」も開催中でしたが、この画家は、三越以外で見たことないなあ。

 来週25日からは追悼・後藤純男展と植木寛子 ヴェネチアガラス展。これも楽しみ。


 ル・トロワの特設会場で、森迫暁夫さんらが出品するグループ展「イラストレーションイベント~CONNECTERS」(~23日)。どちらかというと、販売メイン。
 1997~98年生まれの作家がいるのがすごい。

 NHKギャラリーを経て、チ・カ・ホ経由で石の蔵ぎゃらりぃはやし。
 1階は、かきおとし技法が特徴的な陶芸展。
 2階は筆者が最も苦手とするタイプの、ライトな書道展。

 コーヒーを飲んでいるうち、雨がひどくなってきたのでギャラリーめぐりを切り上げることにしました。

 ちょっとした買い物のため ESTA に寄りましたが、雨で野外はほとんど人が歩いていないのに店内はすごい人出で、レジの前の行列の長さに恐れをなして、そそくさと帰路に着きました。


(この項、了) 
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■バックボックス展 (2017年4月18~23日、札幌)

2017年04月23日 11時57分53秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 札幌の新道展会員の亀井由利さんが中心となってメンバーを集め、初めて開いたグループ展。

 亀井さんのほか、丸藤真智子、赤石操、田中郁子、河口真哉の4氏が出品しています。いずれも新道展のメンバーで、亀井さんによると「新道展で元気な人を集めたらこの顔ぶれになった」とのことです。

 冒頭画像は「白い闇」。F100の2枚組みです。
 白い絵の具の飛まつが飛び散るさまが、亀井さんの想念の強さを物語っているようです。

 亀井さんは、注射器を使った一種のコラージュ「射」や「pain」なども出品しています。
 このあたりは、1990年代から21世紀初めごろの作風を想起させました。

 手前は、今荘義男さんの賛助出品2点です。
 

 田中さん(日高管内浦河町)の「№52 標」「№52 躍」「№52 明」。
 上にある円形作品も、題はついていませんが、田中さんの絵画作品です。
 同時開催の北海道抽象派作家協会展にも推薦作家として100号を3点出品しています。
 作者のさまざまな思いが筆にこめられているのでしょうが、見る側とすれば、無彩色(白や黒のモノトーン)と鮮烈な色とのせめぎあいが、画面にダイナミックな動きをもたらしているところが魅力なのだと思います。



 こちらも、同時開催の北海道抽象派作家協会展にも、同人として3点を出している丸藤真知子さん。
 「バック―展」には、画像の「土火」と題する3点組みを中心に、さらに「黄色の夜」「オレンジの夜」と、計5点も出品しているのだから、たいへんな制作ぶりです。

 丸藤さんの絵は、土俗的・原始的な一種の素朴さを感じさせる大まかな画面構成で、手書きの味わいが残る線も面白いです。
 さらに、エナメルを思わせるつやを有しながら、厚みのあるマチエール(画肌)も特徴で、離れても近づいて見ても、別種の面白さがあります。


 赤石操さんは「seed」と題して4点を発表しています。
 大きな弧に、斜めの直線を何本か配置した構図は、ユーモアと動感を両立させており、生命の動きのようなものも感じさせます。


 会場の中央に設置されているのが、若手の河口さんのインスタレーションです。
 矩形のコンテナ状の物体を積み重ねたような作品です。


 なお、亀井さんは6月13~18日に、室蘭市民美術館で自選展を開きます。入場無料。


2017年4月18日(火)~23日(日)午前10時~午後5時(最終日~4時)
札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)

□新道展 http://shindoten.jp/


関連記事へのリンク

女抽象三人展 (2015)
=赤石さん、丸藤さんが出品


第43回北海道抽象派作家協会展 (2016)
抽象展 7(2014)
'04 第三十一回北海道抽象派作家協会展
=丸藤さんが出品


第8回千展 流動……(2008)
第19回そらいろ展 (2007)
第7回 千展
第6回千展
=赤石さんが出品



TAPIO LAST 終章 (2016)
=田中さんが出品


亀井由利小品展 (2017年1月)
亀井由利展~きらめく生命(いのち)のものがたり (2014)
花ざかりの絵画展
亀井由利展 (2014年2月~3月)
13→14展 (画像なし)
亀井由利個展 (2010)
北都館で清水アヤ子・亀井由利2人展(2009年10月)
亀井由利小品展(2009年5月)
たぴお記念25th + 13th 異形小空間 (2007~08年)
亀井由利個展(2007年)
亀井由利 心象世界(07年4月)
BOOKS ART展(06年11月。画像なし)
06年9月の個展
LEBENS展(06年6月。画像なし)
新道展50周年記念展(05年。画像なし)
柴崎康男・亀井由利2人展(04年。画像なし)

亀井由利「かかえる」=厚生省買い上げ、菊水のがんセンターに展示







・地下鉄東西線「バスセンター前」9番出口から約300メートル、徒歩4分

・ジェイアール北海道バス、中央バス「サッポロファクトリー前」から約510メートル、徒歩7分=札幌駅前、時計台前から現金のみ100円で乗れます

・東西線「菊水駅」1番出口から約650メートル、徒歩9分
・中央バス「豊平橋」から約850メートル、徒歩11分
(市民ギャラリーに駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングはいくつかあります)
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■44th 北海道抽象派作家協会展 (2017年4月18~23日、札幌)

2017年04月23日 09時58分27秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 ことしもカラーの図録をいただきましたが、掲載作品名と実際に出品されている作品との間に異同が少なからずあり、それについて触れながら以下の記述を進めます。 

 2013年を最後に「秋季展」を取りやめ、それ以降は春に年1度の開催となっている「北海道抽象派作家協会展」。
 ことしの同人は13人。14年に同人になった能登智子さんが亡くなり、あらたに田中季里さんが加わり、プラスマイナス・ゼロです。

 ただし、同人のうち、創立メンバーである佐々木美枝子さんはご高齢のため出品せず、鈴木悠高さんの作品も、図録には「Drawing」という題も記されていますが、会場には見当たりません。

 今回、同人以外からの推薦作家は3人のみです。


 左は丸藤真知子さん。
 この数年、ものすごい勢いで作品を発表している丸藤さんは「ホダの洞 I」(F30)「ホダの洞 II」(F120)「ホダの洞 III」(同)の3点を出品しています。

 中央は後藤和司さん。
 図録には「回想<記憶の断片>」ミクストメディア S20 ×9とありますが、このほかに「回想 I」「回想 II」という小品が左右に展示されています。
 後藤さんの作品は、おびただしい行為の集積が画面に刻印されていることが多かったのですが、作風も転換期にあるのかもしれません。


 あらたに同人になった田中季里さんの作品「walk the sea」が右側です。
 田中さんは、団体公募展には属さず、かといって個展などを札幌の各所で発表したり大型のグループ展に出したりすることもなく、ギャラリーたぴおが2016年に事実上の閉鎖となるまで、そこでのグループ展に黙々とプリント作品を発表してきた若手です。

 拡大してみると…。
 根気よく沈黙を紡いでいる、という印象を持ちました。


 林教司さんは岩見沢市栗沢町と札幌の双方を拠点として活動する一方、ギャラリーたぴおのオーナーとしても奮戦していましたが、昨年、ギャラリーから手を引き、喫茶店のマスターに転じました。
 中央バスターミナル地下の「レ・ノール」です。

 今回、図録には、「 」油彩 180×180 とだけ書かれています。
 写真の左側です。
 右側の、縦長の作品には「現身(うつしみ)」という題がついていました。

 どちらも暗い色の抽象画で、じっと見ていると吸い込まれそうなほど、深みのある画面です。
 どうやったらこの深さが表現できるのか、不思議でなりません。
 会場に並んでいる作品のなかでも、惹かれた作品のひとつです。


 右側は、推薦作家の堅田智子さん(苫小牧)の作品だと思います。
 堅田さんは「message I」「「message II」「message III」(以上F100)と「風の色 I」「風の色 II」(以上SM)の計5点の油彩を出しています。


 左は2014年に同人の仲間入りをした宮部美紀さん(石狩)の水彩画「流れる」。F60のうちの1点だと思います。
 宮部さんはほかにコラージュも2点出しています。

 右側は推薦作家の田中郁子さん(日高管内浦河町)。
 田中さんは「No.52 蠢」「No.52 流」「No.52 溢」というF100の油彩を3点出品しています。





 推薦作家の木内弘子さんの作品。
 木内さんは「はじける」「はじまる」「オアシス」(以上F100)と「春」「希望」(以上F3)の、計5点の油彩を発表しています。
 暖色の地に、青や紫、白からなる楔形の図形が差し込まれているような図柄の抽象絵画です。

 推薦作家は、木内さんと堅田さんが新道展会友、田中さんが会員です。
 いずれも、理知的に構図を構築していくというよりも、自らの思いを画面に投じていくという感じを、筆者は受けましたが…。


 後ろの右側にあるのは小川豊さん(小樽)の油彩「心のひだ」。
 図録には「F100(2枚組)とありますが、会場には小品が11点も並び、ちょっとした平面インスタレーションの趣です。
 作者が「心のひだ」という半円形の模様が、ひたすら反復され増殖していくようすは以前から変わっていませんが、地の色に少し変化がみられるようです。
 

 昨年に続き唯一、巨大なインスタレーションを発表しているのが苫小牧の田村純也さんです。
 「漲影」という題で、図録には「550×230×150cm」とあります。素材は記載がありません。
 森のようにも、みなぎるエネルギーのようにも感じられますが、そのあたりは自由に見てよいのでしょう。

 背後に、木内さんと小川さんの作品が並んでいるのが見えます。




 2014年に同人に加わった若手の宇流奈未さんは「stardust」と題したパステル・アクリル。90×70センチの3枚です。
 宇流さんといえば、新道展で墨によるモノトーンのダイナミックな作品の印象が強いですが、今回は「カラフルな作品に取り組んでみたいと思い」、画風が一変しました。
 図録には
「パステルを少し変わった方法で使っていて、透明感と発色、動きを意識して表現してみました。広大な宇宙空間の星々のイメージを感じていただけるとうれしいです」
と文を寄せています。


 三浦恭三さんは「連環 1」から「連環 3」まで、F60の油彩を3点出品。
 ほかに小品も2点あります。
 円や矩形を組み合わせて軽快な画面を構築する三浦さんですが、以前よりも、明度の高い部分が少なくなってきています。
 また「連環 2」は、中央の色が濃い矩形の部分に、スクラッチでつくったような細かい痕をたくさん入れており、新たな試みといえそうです。



 佐々木さんとともに創立メンバーである今荘義男さん(岩見沢市栗沢町)の「古里」シリーズ。
 図録には3枚組とありますが、会場には4点ありました。
 マチエールに工夫をこらし、抑制された色調で、渋い空間を作りだしています。



2017年4月18日(火)~23日(日)午前10時~午後5時(初日午後1時~、最終日~午後4時)
札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)


関連記事へのリンク

第43回北海道抽象派作家協会展 (2016)

【告知】第42回北海道抽象派作家協会展 (2015)
第41回北海道抽象派作家協会展 (2014)

北海道抽象派作家協会秋季展 (2013)

【告知】第39回北海道抽象派作家協会展 (2012)

2011年の告知
第37回(2010年) ■続き

第三十三回北海道抽象派作家協会秋季展 (2009年10月)
北海道抽象派作家協会 同人と2009年展推薦者による小品展 (2009年7月)
第36回北海道抽象派作家協会展続き ■続々 (2009年4月)

第32回北海道抽象派作家協会秋季展(2008年9、10月)
第35回展(2008年5月)
第34回
第33回
第32回
第31回

03年秋季展(画像なし)
第30回(画像なし)
02年の秋季展(画像なし)
第29回
01年の秋季展
第28回





・地下鉄東西線「バスセンター前」9番出口から約300メートル、徒歩4分

・ジェイアール北海道バス、中央バス「サッポロファクトリー前」から約510メートル、徒歩7分=札幌駅前、時計台前から現金のみ100円で乗れます

・東西線「菊水駅」1番出口から約650メートル、徒歩9分
・中央バス「豊平橋」から約850メートル、徒歩11分
(市民ギャラリーに駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングはいくつかあります)
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4月22日(土)のつぶやき その2

2017年04月23日 00時52分15秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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4月22日(土)のつぶやき その1

2017年04月23日 00時52分14秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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■第44回 美工展 (2017年4月19~23日、札幌)=続き

2017年04月22日 09時35分24秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前)

 美工展には、次の部門が設定されています。

押花・織・ガラス・金工・組紐・刺しゅう・染色・籐・陶芸・人形・皮革・ペーパークラフト・ボビンレース・木彫・木工・葉彩画・和紙絵・その他の工芸

 道展や全道展では作品を見かけない分野もあります。
 かつては陶芸が多かったのですが、その後は出品者が減っています。

 画像は事務局長の山谷智子さん(札幌)の「古城―サレルノ―」。
 イタリアを旅した際に得た印象を盛り込みました。頂上部のでっぱりに、それが現れています。


 会員の町田睦子さん(札幌)「愛惜」。
 なぜか、非常なさびしさ、せつなさが感じられます。

 背後の壁に見える作品のうち、右の2点はこのたび会友に推挙された橋本昌司さん(江別)のペーパークラフト。
 右の「微笑」は、モナリザのパロディーになっています。
 橋本さんは「ロルンプヤ 神窓」で佳作賞を受け、会友に推挙されています

 右から3番目は、会員・小林ちほさん(同)「石目リンゴ」。
 これは、道都大の中島ゼミ展に出品されていたものだと思います。


 染色や織は、道都大出身者の若手による現代的な、あるいはユーモラスな作品と、伝統的な作品の両方があり、幅が広いです。
 画像は伝統的な作品を集めたサイド。
 右側は山内价子さんの「昇龍」。
 そのとなりは、近藤香代子さんの「初成り」。
 3番目は五十嵐圭子さんの「育み」。
 3人とも会員です。
 左端は会友の佐藤美智子さん「華の雫」。藍色が美しいです。

 いずれも札幌在住です。 
 

 右端は、唯一の金工会員である、丸山恭子さん(函館)の「道(さ迷う)」。
 さまざまな形の金属片が貼り付けられていますが、筆者の目には、四辺を海底に見立てた、海藻(コンブ)の林のように見えました。


 ここで、分野別の人数をまとめておきます。

染色 8=会員6、会友2
組紐 6=会員5、会友1
陶芸 6=会員5、一般1
織  6=会員4、一般2
和紙絵6=会員3、会友1、一般2
皮革 5=会員1、一般4(7点)
ペーパークラフト5=会員1、会友1、一般3(5点)
木工 5=会員2、会友1、一般2(3点)
押花 4=会員1、会友1、一般2(3点)
人形 3=会員1、一般2
木彫 2=会員1、会友1
ガラス1=一般1(2点)
金工 1=会員
刺繍 1=会員
ボビンレース1=会員
葉彩画1=会員
その他=一般1
(物故2人)

 ここ数年、染色のトップが続いています。

 左は、「人形」に区分されていますが、宮崎広幸さん(札幌)の「森のゆうえんち」。
 枝などを用いた、たいへんな労作です。アートかどうかはわかりませんが、誰が見てもほおが緩む楽しい作品です。

 なお、人形分野では釧路の会員、上邑紅緒さんの「PREGAGE」が、ベテランの健在ぶりを見せていました。

 この数年の、道内の人形分野の活況を見ていると、もう少し出品数があってもいいんじゃないかとも思います。

 最後に、木彫の成田得平さん(札幌)の「トンコリ(五弦琴)」。
 これは、音が聞きたかったなあ。アイヌ民族の伝統楽器ですが、ムックリほどひんぱんに見る機会があるわけではありません。


 会友の中から選ばれる奨励賞には、和紙絵の三浦秀子さん(札幌)の「ワイメア渓谷」が選ばれ、会員に推挙されました。スケール感を出すべく奮闘しています。
 もうひとりの新会員は押花の福崎俊美さん(室蘭)です。

 また、会友には、織の常本幸子さん(札幌)、ペーパークラフトの橋本昌司さん(江別)、ガラスの吉田房子さん(札幌)、その他の山田光代さん(東京都世田谷区)の4人が選ばれました。


2017年4月19日(水)~23日(日)午前10時~午後6時(最終日~4時)
札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)

□美工展 http://www.geocities.jp/hokkaidou_bikouten/

関連記事へのリンク
美工展会員展(2016)

第56回道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって 5つの個展と11人の冒険 (2016)=小林ちほさん出品
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■第44回 美工展 (2017年4月19~23日、札幌)

2017年04月22日 09時32分58秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
※文中、第2段落に訂正があります。

 道展と全道展、道美展には工芸部門がありますが、工芸部門だけの団体公募展は、この北海道美術工芸協会が主催する「美工展」だけです。

 会場に、物故作家の大作2点がありました。
 右は高木晶子さん(札幌)の皮革「再生の予感 II」。
 高木さんは創立会員で、1985~90年と97~2007年の2度にわたって事務局長を務め、文字どおり美工展を引っ張ってきたひとりです。
 作家としても、シャープな造形で迫力たっぷりの平面作品を毎年出品してきました。

 左は玉川佑子さん(札幌)の刺繍「赤い木のある風景」。
 パウル・クレーを思わせるシンプルにして明快な造形です。先日の「はしどい展 OG展」にも遺作が特別陳列されていました。

 会場で事務局長の山谷智子さん(札幌)にいろいろお話を聞くことができました。

 今年の特徴は、応募数は減っているものの個性的な新人がいつになく多かったことだそうです。

 この画像は、協会賞を受けた本田操さん(根室)の陶芸「原生花園のあるじ」。
 本田さんはなんと初出品です。

 陶芸作品とは思えぬほどさまざまな色を用いています。象嵌と彩色をたくみに使い分けています。
 これだけ多くの色があるのに、破綻していません。

 形状は、花瓶の一種のようにも見えますが、じつは上部はふさがれており、壺や花器としての役には立ちません。
 ではオブジェかと問われると、なんともいえないところです。

 ただし、そういう当たり前の分類を乗り越え、いかにも原生花園の主らしく堂々と立っている姿が魅力的です。


 冒頭で、亡くなった2人の皮革作家について触れましたが、入れ替わるように、皮革の立体を作る新人が登場しました。
 谷次喜惠子さん(恵庭)の「古都」。新人賞です。
 山谷さんの評は

「繊細に寄せたしわの質感と中央に流れるように配された皮の断面により、歴史を積み重ねた、しっとりと落ち着いた街を思わせます」

とのこと。
 たしかに一見すると、焼き締めの古い陶器のようでもあります。

 一方、柱の左側に見えるのは林治栄さん(同)「華燭」。
 あかりの要素を取り入れた大作です。

 この2人が2点ずつ入選しており、美工展の皮革は、平面中心から立体が主流に、一気に様変わりをした感もあります。


 もうひとりの新人賞は、木工で、武藤海地さん(小樽)の「サイドテーブル」が受賞しました。
 武藤さんは「Deer Chair」も入選しています(画像中央)。
 いずれも清新でスマートな家具です。スタイリッシュで、若いなあと思います。

 なお、画像手前はガラスの吉田房子さん(札幌)の作品です。

 「Deer Chair」の奥は、木工会員の羽賀隆さん(江別)のいす「ease V」。
 洗練された中にも重厚感が漂うのはベテランの味です。


 ほかにもユニークな新人(初出品者)がいます。

 こちら、ペーパークラフトの佐藤隆之さん(札幌)の「「心に流れる時間」ザリガニとカエル」「「心に流れる時間」オニヤンマ」です。
 佐藤さんはどちらかというと、500m美術館など現代アート系のフィールドで活躍してきたというイメージが強いので、美工展の会場で作品を見ることになるとは意外でした。

 もちろん、誰が見ても楽しい、「アート兼工作」みたいな作品ですから、どこで見ても違和感はありません。いたずらに精緻さにはしるのではなく、ツボをおさえた単純化と造形には、あらためて感心させられます。


 これもペーパークラフトで、前田明美さん(旭川)「コタンの雪解け」です。
 こちらはとても細かく木の枝ぶりやフクロウの羽を表現しています。
 フクロウは魚を脚につかんでいるのですが、ついさっき魚をとらえた水面に波紋が浮かんでいるなど、芸が細かいです。
 色数を抑えているのも好ましく、これまた本来の年なら新人賞を得たかもしれません。


 長くなってきたので、別項に続きます


2017年4月19日(水)~23日(日)午前10時~午後6時(最終日~4時)
札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)

□美工展 http://www.geocities.jp/hokkaidou_bikouten/


第43回 美工展(2016、画像なし)

第42回(画像なし)
【告知】第42回美工展

第37回 美工展 ■続き (2010)

第36回
第35回
第34回(画像なし)
第33回
第31回(画像なし)
第30回(画像なし)
第29回
第28回(画像なし)

第8回美工展会員展(2003年)





・地下鉄東西線「バスセンター前」9番出口から約300メートル、徒歩4分

・ジェイアール北海道バス、中央バス「サッポロファクトリー前」から約510メートル、徒歩7分=札幌駅前、時計台前から現金のみ100円で乗れます

・東西線「菊水駅」1番出口から約650メートル、徒歩9分
・中央バス「豊平橋」から約850メートル、徒歩11分
(市民ギャラリーに駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングはいくつかあります)
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4月21日(金)のつぶやき その2

2017年04月22日 00時52分08秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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4月21日(金)のつぶやき その1

2017年04月22日 00時52分07秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2017年4月17~21日は計15カ所 (後編)

2017年04月21日 23時03分00秒 | つれづれ日録
承前

 20日(木)

 地下鉄円山公園駅から歩いて、pecoranera へ。
 この過程については夕べ、
地下鉄円山公園駅から pecoranera(ペコラネラ)への道順
という記事で紹介しました。
 jobin.さんの個展(~21日)は、針金を用いたインスタレーションなど。
 古民家を改造した会場の雰囲気とあいまって、いつまでもいたくなるような心地よい展示でした。
 入り口に、アクリル(?)の小品が2点。jobin.さんが絵画を発表するのは珍しいと思います。

 なお、途中で、美容室キッチンに立ち寄り、佐野妙子個展「bloom」を見ました。
 美容室の中はけっこう広く、小品が多いとはいえ30点以上も絵が展示してありました(前回、ギャラリー犬養でたくさんあったアクセサリー類は、見当たりません)。
 猫など、イラストっぽい絵が多いですが、風の流れを思わせる抽象的な作品もあります。
 髪を切らない人でも大丈夫です。5月7日まで。

 なお、このお店はかつて「美容室EX」だった時代、地下室を改装してギャラリーにしていたこともありましが、いまは使用されていないようです。

 帰りは、南7西25の停留所まで来ると、ちょうどバスが来たので乗りました。
 円山公園駅から地下鉄に乗り継ぎ、札幌駅前へ。

 東急百貨店の美術画廊で「生田宏司 銅版画新作と自選展」(~26日)。
 生田さんは本州のメゾチント画家です。フクロウや猫を題材にした銅版画も良いですが、花や鳥を描いたカラーメゾチントにはうならされます。
 長谷川潔などを見て「これに色が付いていたらどうなるんだろう」と思うこともありますが、それが実現したような感じです。華やかさと静謐さが同居した、とでもいえるでしょうか。
版画好きにおすすめです。





 21日(金)

 キヤノンギャラリー
→ギャラリーエッセ
→BISSE GALLERY(「春ごよみ 猫だより」展。~23日)
→道新ぎゃらりー

 キヤノンでは、横山将勝 写真展:CROSSINGS。
 現代的なビルから線や色を抽出したような写真など。25日まで。

 エッセは、増田寿志個展。非常に精緻でリアルなモノクロの動物、鳥の絵で知られますが、オオルリなどカラーが2点ありました。23日まで。

 道新ぎゃらりーでは、真鍋敏忠さんの個展を見ました。
 心臓手術をへて、ことし79歳になられるというのに、富良野や小樽などで、現地で描いた絵が多数あり、その精力的な活動には頭が下がります。

 作品はいずれも水彩画で、ペンのやわらかな線に、現場で着彩を施したものです。
 水彩画の下には、イーゼルを立てた絵と、現地の風景を撮った写真も添えてありました。
「現場で描いたという証拠ですね」
というと
「写真と絵は違うということをわかってほしくて」
と話していました。
 25日まで。


※追記。4月半ばは、芸術の森美術館をのぞく各美術館が展示がえの休館中で、茶廊法邑やNHKギャラリーもお休み。
 個人的にも、日常の仕事以外にプロジェクトのほとんど入っていない時期だったため、比較的余裕をもって展覧会を回れました。

 これから各館が再開し、ギャラリーでの美術展も増えて、忙しくなると思われます。
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2017年4月17~21日は計15カ所 (前編)

2017年04月21日 22時09分24秒 | つれづれ日録
 今週はめずらしく、月曜から金曜までが仕事。
 ただ、夕刊(朝から勤務)になったり、朝刊(午後から勤務)になったり、めまぐるしいですが、その合間をぬってギャラリーを巡ってきました。

 ちなみに16日(日)は自宅で休養していました。


 17日(月)

 道新ぎゃらりー
→自由空間
→道教大HUG
→ギャラリー犬養

 自由空間は阿部さんという方の写真展で、大きなモノクロプリントの風景。道内のどこにでもありそうな山や湖の冬景色でした。
 数カ月前に学生写真展で見たおぼえがあります。

 HUGは道教大岩見沢校の金属工芸。20日まで。

 犬養では吉永眞梨香展を終わる直前に見て、早めに帰宅。





 18日(火)

 見舞いの後、南2西1のタベルナでパスタの昼食。

 さいとうギャラリー
→らいらっく・ぎゃらりぃ
→ギャラリー大通美術館

 さいとうギャラリーでは佐藤正人イラスト展。
 全道の漁協で出している雑誌の表紙原画がならんでいました。23日まで。

 エレベーターの中でギャラリーの方と、時計台ギャラリーがなくなってさびしいですね―などと話していたら、降りてから、知らない男性から
「このへんは、さいとうギャラリーとスカイホールぐらいしかないですもんねえ」
と話しかけられました。
 はあ、そうですね、と応えて、いやivoryも三越もらいらっくもあるし―などと思って言おうとしたら、その男性は大丸藤井セントラルに入っていきました。
(スカイホールは書の社中展なので、筆者は後回し)

 らいらっく・ぎゃらりぃは「風富窯」の作陶展。ほとんどが食器。

 ギャラリー大通美術館では、田村須眞子個展が、白を多用した油彩と水彩の風景画が少し寂しげで、良かったです。





 19日(水)

 今週は市民ギャラリーが全室埋まっています。
 第44回 北海道抽象派作家協会展、第44回 美工展、バックボックス展については別項で紹介します。いずれも23日までです。

 2階では第30回札輝展も開催中。
 全体としては多ジャンルにわたる趣味の展覧会という印象が強い中、佐藤萬寿夫さんが3点出品していました。「自分」という題の小品が2点と、おそらく病に倒れる前の作品「季の詩(四季)」。
 本田滋さんは「手稲山 風清し」「北街へのエール」「北街の春近し」など風景画4点。


この項続く)  
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4月20日(木)のつぶやき その3

2017年04月21日 00時52分11秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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