北海道美術ネット別館

美術、書道、写真の展覧会情報や紹介。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメント、トラバはお気軽に。略称「ほびねべ」

ようこそ「北海道美術ネット別館」へ

2045年08月06日 08時15分17秒 | 展覧会などの予告
 ほぼ毎日更新しています。

 こちらもごらんください。
2013年7月29日到着分以降の情報の送り先について (2016年3月一部修正)



 東日本大震災をはじめ災害の犠牲者の皆さまにつつしんで哀悼の意をささげるとともに、避難者が一刻も早く落ち着いた生活に戻れますよう、祈念しております。




 このエントリは、掲示板のかわりとして、冒頭に置いています。展覧会の告知などでコメント欄を自由にお使いください。
 使い勝手をよくするため、会期が終わったコメントについては削除し、主宰者のレスは原則としてつけません。

 告知される方は、展覧会やイベントのタイトル、会場の名称と住所、会期と時間をかならず書いてください。よろしくお願いします。(かんたんな内容も書いてくださるとありがたいです)

 なお、初めていらした方は、こちらに、このブログの概要が書いてありますので、お読みください。

 筆者への連絡先は、右カラムにあります(あっとを@にしてください)。申し訳ありませんが、以前のメルアドは開けません。

 このブログの作品画像は原則として作家、あるいはギャラリー関係者、主催者に許諾を得ています。無断転載はお断りします。
(許可したおぼえはないので削除せよ-という方はご連絡ください)
 作者ご本人が使用されるのは、もちろんいっこうにさしつかえありません(「北海道美術ネット」から-と付記していただけるとうれしいですが、その旨なくてもさしつかえありません)

 このエントリは、随時改稿します。



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 右のカラムをご覧ください。
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■澁木智宏個展「線分」 (2017年1月5~31日、札幌)― 2017年1月22日は10カ所(うち2カ所再訪) その2

2017年01月23日 20時49分40秒 | 展覧会の紹介-現代美術
(承前)

 澁木智宏さんは1986年、小樽生まれ。
 武蔵野美術大でテキスタイルを学び、デザインとアートにまたがって活動しているそうです。


 今回は、澁木さんが作りつづけている「ici(イシ)」シリーズが中心です。

 冒頭の画像は、個展のタイトルにもなっている「線分」。
 つぎの画像は、丸善という人の水盤を模した「遠く見ゆる」です。

 もう多くの方が知っていると思いますが、これらはすべてウールでできています。

 展示中の作品にはふれないのがマナーですが、実際に持ってみると、見た目は石でずっしりと重たいはずなのに、拍子抜けするほど軽いのです。
 このギャップが、澁木さんの作品の魅力だと思います。

 わたしたちは彫刻を見るとき、目で触れるという鑑賞法を、無意識のうちにとっています。
 実際に触れなくても、目で質感や量塊の感じを味わっているのです。
 澁木さんの作品は、目で触れる鑑賞法を、裏切るおもしろさをはらんでいます。


 小品には、文学的ともいえる題がついています。

 いわく
「とある美しいワイングラスを割った石」
「コンスタニチン三世が愛した石」
「一週間前、黄金に輝いた石」

 どう考えても虚構なのですが、物語性を感じさせます。


 5年前、札幌時計台ギャラリーでの「サッポロ未来展」で発表した「庭」と同系列のインスタレーション「niwa」を含め、澁木さんの作品には、意外性があります。 たしかにこれはおもしろい。
 しかし「石に見えるけれど実はウールなんだよ」というネタバレで終わってしまう作家ではありません。
 会場にあるポートフォリオを見ると、さまざまなアプローチで制作に取り組んでいることがわかります。

 いずれは、このシリーズ以外の作品やプロジェクトも見てみたいと思うのでした。




2017年1月5日(木)~31日(火)午前11:00~午後7:00(月曜日・第三火曜日休廊)
   ※1月9日は祝日のため営業、10日は休廊
クラークギャラリー+SHIFT(札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM 2階)

https://www.tomohiroshibuki.com/

□SHIFT のインタビュー記事 http://www.shift.jp.org/ja/archives/2016/11/tomohiro-shibuki.html


関連記事へのリンク
【告知】五人展「内向」 (2013)

第11回サッポロ未来展 RENEWAL (2012)





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2017年1月22日は10カ所(うち再訪2カ所) その3

2017年01月23日 07時07分07秒 | つれづれ日録
(承前)
(その2より、こちらを先にアップしました)

 clerk gallery + Shift を出て、アートスペース201へ。
 さいとうギャラリーを再訪して、New Point vol.14(~22日)をもう一度見る。

 南3条からバスに乗り、札幌駅へ。
 ギャラリーエッセでいのちのかたち…かもしれない展(~22日)。

 紀伊國屋書店。
 北海道芸術デザイン専門学校の卒業制作予告展(~26日)を見た。正面に飾ってある「黄泉の川」という絵がすばらしい。
 若手の描いた絵を見て、瞬間的にすばらしいと思うことはめったにない。
 ほか、矢野さんという学生さんのシルバージュエリーも、無骨な感じがおもしろかった。

 ここで澁谷俊彦さんからメッセンジャーが入り、六花亭にいます、とのこと。
 札幌本店の庭に行ってみると、澁谷さんの「snow pallet」は、雪をかぶって、以前見たときとは異なる様相。
 聞けば、ちょこちょこ、オブジェの場所を変えたり、手直ししているらしい。

 地下鉄南北線で中島公園へ。
 ト・オン・カフェ齋藤華奈子個展「ひとたびのおぼろとファンタム」(~22日)。

 中島公園から真駒内へ。
 gallery kamokamo に寄る。野上さんという若手の絵画展だが、犬養でやってそうな雰囲気の作。

 南区役所前から中央バス「サンブライト真駒内」行きに乗る。

 本日最後の目的地、ICE HOTEL HOKKAIDO を訪れるためである。

 送迎バスが出ていることは知っていたが、路線バスで行くことに意義があるのだ。

 芸術の森入り口を超えて、終点のサンブライト真駒内まで約20分。

 以前はスーパーマーケットがあったと思うが、いまは見当たらない。
 まっすぐに坂道を降りていく。
 ここから20分あまりで、会場のゴルフ場に着くはずだ。

 しかし、住宅地の端っこまで来ると、googleマップでは通れるはずの道路は、門扉と雪に閉ざされていた。


    

 これは大きく迂回して歩かざるを得ない。

 いったんは、遠回りの道を歩き始めたが、40分以上かけて歩いたとして、帰路はどうしよう。

 ほとんど交通量のない夜の雪道である。
 万が一、力尽きたりしたら、非常にあぶない。

 あきらめて、引き返すことにした。
 会期は長いので、またチャンスはあるだろう。

 サンブライトまで戻ってきたら、ラッキーなことにちょうど真駒内駅のバスがやってきた。

 アイスホテルはしばらくお預けである。

 帰宅後、家の前を雪かき。

(この項いったん終わり) 
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■第48回国際現代書道展― 2017年1月20~22日は計11カ所(うち2カ所は再訪)

2017年01月23日 00時59分59秒 | 展覧会の紹介-書
 1月20日(金)は仕事が長引き、ギャラリーはどこにも行かず。

 21日は本郷新札幌彫刻美術館のみ。
 さっぽろ雪像彫刻展については、すでにアップした。


 22日。
 最近、バスを「豊平橋」で降りて、ギャラリーめぐりの1カ所目として札幌市民ギャラリーに行くことが多い。

 同ギャラリーでは「第48回国際現代書道展」を見た。
 ちょうどロビーで、揮毫パフォーマンスが行われていて、たいへんな人出であった。

 この書展は、かつて「全道書道展」と呼ばれていたもので、第41回から改称したらしい。
 なんと1789点もの出品がある。毎日書道展北海道展に匹敵する規模だと思う(読売書法展北海道展よりも多いだろう)。
 会場に、隙間なく作品が陳列されている。
 これでも、ピークの第30回展は2340点もあったというから、500点以上も減っていることになる。

 なるほど、国際と銘打っているだけに、海外からの応募も多数ある。
 大半は台湾と中国からの漢字書だが、ロシアやカナダからの出品もある。
 「現代」のほうは、墨象も前衛もないので、あまり現代っぽくない。

 審査会員の作品はさすがに見ごたえがある。
 ただひとつ気になったのは、「藤原伸二郎」という人の詩を書いた調和体の作品があったが、これはひょっとすると「蔵原伸二郎」ではないかと思う。

 また、調和体で井上靖の作品を取り上げた人がいた。
 これは非常にめずらしい。
 なんとなれば、近代詩文書(調和体)の祖ともいえる金子鷗亭(鷗は鴎の正字)の十八番が井上靖の散文詩だったからで、普通は恐れ多くて取り上げないのである。
 とはいえ、いつまでも先輩にビビッていては書壇の発展はないので、こういうチャレンジは良いことだと思う。

 審査会員と一般入選の作品を比べると、筆者でもその差は歴然としていることがわかる。それでも、全道書道展の時代に比べると、水準は上がっているような印象を受けた。


 ここから徒歩で、MUSEUM(clerk gallery + Shift)に向かう。


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1月22日(日)のつぶやき その2

2017年01月23日 00時52分59秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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1月22日(日)のつぶやき その1

2017年01月23日 00時52分58秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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■さっぽろ雪像彫刻展2017 (1月20~22日、札幌)

2017年01月22日 22時52分27秒 | 展覧会の紹介-彫刻、立体
 札幌彫刻美術館の前庭で、毎年3日間だけ開かれている催し。
 テレビのキャラクターなどが並ぶさっぽろ雪まつりにくらべると、彫刻としての造形を意識した作品が並びます。


 児玉陽美(造形作家)「大きな命のたね」



 クジラのようなやさしいかたちをしています。




 佐々木仁美(金属造形作家)「風の通り道」

 ぱらぱらとめくれる本をイメージした作品。
 風を目に見える形にするのはむずかしいですが、これは果敢にチャレンジしていると思います。強度的にも、雪というむずかしい素材に対して、ぎりぎりまで攻めているのがわかります。


 佐藤一明(彫刻家)「雪石」。

 見る角度によって、印象がまったく異なります。
 基本的にはシャープな直線によってかたちづくられています。



 




 さとうゆうき(造形作家)「ゆうのね」

 これは、中に入れるらしいです。
 筆者は壊すといけないので、入りませんでしたが、中から天井を見上げると、何かが見えたのだそうです。 


 清水宏晃(木工家)「AURORA」


 毎年出品していますが、とりわけ今年は、力作。これだけ複雑なかたちを雪という素材でまとめるのは、相当大変だったと思います。

 極北の空に輝くオーロラがかたちとして出現したような、そんな作品です。



 野村裕之(彫刻家)「attachment 愛着」



 二つの部分からなる作品です。
 野村さんも毎年出品していて、作風を変えています。


 北海道芸術デザイン専門学校「不純」



 
北海道芸術デザイン専門学校「expand universe」

 同校からは2点出品されています。


 北海道札幌平岸高校「砦」

 赤い光を発していて、シャープな造形がかっこいいです。




 美術館の右側には、水戸麻記子さんと川崎ゆかりさんによる滑り台や、来場者が製作したペンギンなどもありました。


 なお、公式には22日で終了ですが、その後はライトアップなどは行わないものの、ただちにすべて取り壊すわけではないらしいので、24日以降も一部は見られるかもしれません。
(佐々木さんは壊したみたいですが…)。


2017年1月20日(金)~22日(日)午前10時~午後5時30分
本郷新記念札幌彫刻美術館 (札幌市中央区宮の森4の12)

□さっぽろ雪像彫刻展のFacebook ページ https://www.facebook.com/events/600833253436762/

さっぽろ雪像彫刻展2016
さっぽろ雪像彫刻祭2015
さっぽろ雪像彫刻展 (2014)
札幌雪像彫刻 (2010)
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1月21日(土)のつぶやき その2

2017年01月22日 00時52分16秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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1月21日(土)のつぶやき その1

2017年01月22日 00時52分15秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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1月20日(金)のつぶやき その2

2017年01月21日 00時52分10秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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1月20日(金)のつぶやき その1

2017年01月21日 00時52分09秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2017年1月16~19日は6カ所

2017年01月20日 19時01分26秒 | つれづれ日録
 今週も月曜から金曜まで、朝から晩までの勤務。

 16日(月)

 サッポロファクトリーに寄り、家族と待ち合わせてチームラボ★アイランド(~17日)を鑑賞。その後、ハンバーグ店で夕食。

 待ち合わせの前に、ファクトリー内のレンガ館ギャラリー梅鳳堂に寄る。
 レンガ館の2階に行くのは久しぶりで、梅鳳堂は変わっていなかったが、周囲のアートコーナーなどはずいぶん様子が変わっていた。フィルムをガラスの小瓶に詰めた廣島さんのアクセサリーがたくさん並んでいた。



 17日(火)

 チ・カ・ホ古本市の文庫100円均一のワゴンで東山魁夷のエッセー集を買う。
 病院で見舞い。



 18日(水)

 ギャラリー大通美術館で第34回大洋会道支部展と、酒井芳元さんの教室展。

 地下鉄に乗り西11丁目へ。
 市資料館ミニギャラリーは全館、北海道教育大学岩見沢校空間造形研究室展・卒業制作展。
 卒展はことしも、各室を1人で使ってインスタレーションを設置するという、ぜいたくな展示。
 北網圏ほくもうけん北見文化センター美術館で個展を開いたこともある藤原千也さんも展示していたので、驚いたが、大学院で学んでいるらしい。会場の照明はやはり暗めだった。

 坂東珈琲で豆を買う。



 19日(木)

 さいとうギャラリーでNew Point展(~22日)を見る。
 最古参出品者の八子直子さんと話をしているうちに、閉店時間になってしまい、作品名をメモしていないので、また行かなくてはならない。

 CAI02で石倉美萌菜展(~21日)。
 BTにも載った若手の個展。
 意外な顚末になっていた。
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1月19日(木)のつぶやき その2

2017年01月20日 00時52分11秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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1月19日(木)のつぶやき その1

2017年01月20日 00時52分10秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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■第34回大洋会道支部展 (2017年1月17~22日、札幌)

2017年01月19日 23時01分39秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 「大洋会」は1978年に旗揚げされた、比較的歴史の新しい洋画の団体公募展で、北海道支部は毎年冬に大同ギャラリーで支部展を開いてきました。
 ギャラリーの閉鎖に伴い、ギャラリー大通美術館に会場を移して初の開催です。


 冒頭画像、左側は植野徳子さん「春が来た都市」。
 桜が咲いた緑の街を描いていますが、湿り気を帯びてややくすんだ感じの色調が、日本の都市の空気感をよく表現しています。ところどころ厚紙を貼るなど、マチエールを工夫しています。

 右側は原田富弥さん「棚田のある風景(奈良・明日香村)」。
 原田さんは下地にまばゆいオレンジを使っており、それが全体をほんのりと明るくする効果をあげています。曲線が入り組む棚田の造形もおもしろいです。




 左は森田幸江さん「路地」。
 どこか西洋の街角のようですが、あえて透視図法にのっとらず、建物の向きはばらばらです。看板や、建物の窓や角などを表す線のリズミカルな感じが、この絵の魅力だと思います。
 大洋会で「川口賞」を受賞した作品とのこと。

 右は豊川陽子さん「樹氷 (I)」。
 横向きの少女の部分は表面が平滑なのに、白樺の部分はごつごつしたマチエールが特徴です。


 左端は石本興治さん「秋の積丹ブルー」。
 新人賞の受賞作。明るい緑と、海の薄紫色の対比がさわやかです。

 出品者は会員11人と協力出品者2人。
 C室とD室に展示され、D室は小品やスケッチが中心です。

 ただし、かつて大同ギャラリーの下のフロアに小品を展示し、上のフロアに100号大の絵を並べていた頃の活気はもはや見られません。
 今回、新たな会場に展示された大作は4点だけで、うち1点は既発表作のようです。

 もちろん、大きければ良いというものではないかもしれません。
 また、1団体の支部の動向だけで全体の傾向をうんぬんするのもはばかられますが、日本の美術界で隆盛を誇った団体公募展の現状をみるようで、一抹の寂しさは否めません。

 印象派の誕生から150年。
 洋画の退却戦が気にかかります。


2017年1月17日(火)~22日(日)午前10時~午後6時(最終日~午後5時)
ギャラリー大通美術館(札幌市中央区大通西5 大五ビル)


□大洋会 http://www.geocities.jp/taiyokai1604/

第32回大洋会北海道支部展 (2015)
第27回
第26回
第25回展
第19回展(2002年)
第18回展



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