この日は朝から夕方まで美術館・ギャラリー巡りでした。
まず、道立近代美術館の国宝鳥獣戯画と京都 高山寺展。
鳥獣戯画の乙巻前半を見るためで、3度目です。
朝イチで並びましたが、過去2回に比べてかなりすいており、全く並ばずに入れました。
やはり前週までは、有名なウサギとカエルが登場する甲巻目当ての人が多かったのでしょうか。
乙巻の前半は、馬や犬、鶏などを描いていて、うまいなあと思いつつも、ひねりがない分物足りなさもありました。
以下、4日までの展示を見て回ります。
2カ所目は札幌市資料館。
ザ・アートクラブ24作品展/棚田の写真展~自転車で巡り、ポケットデジカメで撮った~/第24回アール伏古絵画展/遠い日々の心象Ⅵ
「棚田の写真展」は日本中を回って撮った労作。
せっかくだから、南から北へ順番に並べるとか、排列を工夫してほしかったです。貼る位置も高すぎ。
「遠い日々の心象」は帯広の画家で全道展会員、浅川茂さんの個展。
厚塗りの心象風景のような抽象画で、全道展で見るような巨大な建造物?を描いた絵ではありません。別項で。
昼食のため、西11丁目駅近くの肉そば処「H」に初めて入りました。
昔この場所にあった「P」は、多国籍料理を安く食べられる名店でしたが、ここはどうでしょう。
「牛とろ肉のお蕎麦」の大盛り(890円プラス100円)をたのみました。
熱々のたれに、そばをつけて食べます。
このそばが本格的なのに加え、たれの中に、ほろほろの肉片がごろんと入っています。たれ自体にも肉のうまみがしみだしています。
入る前は「肉そば処」というカテゴリーは聞きなれないと感じていましたが、たしかに「肉そば」を掲げるのにふさわしいメニューです。
肉片二つのうち一つはレバーのようでした。
筆者はレバーが苦手ですが、今回は独特のくさみもなく、おいしく平らげました。
店を出ると行列ができていて、ビジネスマンからの支持の大きさもなるほどうなずけます。
ただ、いくらうまかったとはいえ、レバーをすすんで食べようとも思えないので、次回は別の品にトライしてみようと思います。
店を出て、路面電車で中心部に向かいました。
スカイホールで、第2回日本画STEP展。
さいとうギャラリーで、向井正樹・大溝雅之2人展と、三世代+α展。いずれも絵画。
「三世代…」には、水彩画家の館田孝廣さんの遺作が展示されていましたので、別稿で紹介したいと思います。
道新本社北一条館1階の道新ぷらざDO-BOXで、中野北溟記念 北の書みらい賞受賞者展。
道新ホールや道新ぎゃらりーが閉鎖され、道新文化センターも移転し、同じ道新ぷらざの「カフェ・ド・クリエ」も閉店したのに、DO-BOXと道新プレイガイドは北海道新聞社移転のギリギリまで使うようです(道新観光はどうするのか聞いていません)。
50歳未満の道内在住書家を顕彰するもので、ことし第4回の受賞作と、昨年の第3回の受賞者4人の作品を展示しています。
大通駅からさっぽろ駅まで地下鉄南北線に乗ったら、サピカポイントで無料になりました。
札幌から区間快速エアポートに乗り、千歳に向かいました。
千歳市民ギャラリーでは何も展示がないようなので、ギャラリー SAGAN へ。
探し方がわるいのか、Google map には出てこず「仲の橋通り」を行ったり来たり。
むつみ屋商店(Google map では「むつみやビル」と表示される)の、千歳駅寄りに小さな入り口がありました。
中は狭く、かつて札幌にあった gallery new star より左右幅はありますが、壁面長は似たり寄ったり。
ここで鈴木純子展が開かれています。
鈴木純子さんは現代的なテキスタイル作家ですが、道内出身・在住ではなく、今回なぜ千歳で個展を開いているのかはわかりません(これまでも札幌でも個展を開いたことはあります)。
筆者はかつて網走市立美術館で個展を見ているので、わかる部分は多いのですが、初めての人は、解説テキストもなしに、小品10点ほどだけ並んでいる展示をどう理解するのだろうと、ちょっと心配になってきます。
この作家の問題意識を最も反映していると思われるのが「Fishless Fish Animal」。
奄美大島でのビーチコーミングで拾った物体を組み合わせたオブジェです。
海洋マイクロプラスチックスの問題に胸を痛めているのでしょう。
ギャラリーにいた男性(ずっと客だと思っていた)から小冊子をいただきました。
帰路は、近くのバス停「もりもと本店前」から中央バスの福住駅行きに乗ることにしました。
以前乗った急行千歳線の後継の系統のようです(完乗記はこちら)。
時間がかかりそうですが、筆者の家は、福住駅からあまり遠くないので、札幌駅からの時間を考えると、それほど差はないのです。
バスはすいていて、快適でした。
途中、輪厚から8人ほどが乗車しましたが、立つ人は最後までいませんでした。
まず、道立近代美術館の国宝鳥獣戯画と京都 高山寺展。
鳥獣戯画の乙巻前半を見るためで、3度目です。
朝イチで並びましたが、過去2回に比べてかなりすいており、全く並ばずに入れました。
やはり前週までは、有名なウサギとカエルが登場する甲巻目当ての人が多かったのでしょうか。
乙巻の前半は、馬や犬、鶏などを描いていて、うまいなあと思いつつも、ひねりがない分物足りなさもありました。
以下、4日までの展示を見て回ります。
2カ所目は札幌市資料館。
ザ・アートクラブ24作品展/棚田の写真展~自転車で巡り、ポケットデジカメで撮った~/第24回アール伏古絵画展/遠い日々の心象Ⅵ
「棚田の写真展」は日本中を回って撮った労作。
せっかくだから、南から北へ順番に並べるとか、排列を工夫してほしかったです。貼る位置も高すぎ。
「遠い日々の心象」は帯広の画家で全道展会員、浅川茂さんの個展。
厚塗りの心象風景のような抽象画で、全道展で見るような巨大な建造物?を描いた絵ではありません。別項で。
昼食のため、西11丁目駅近くの肉そば処「H」に初めて入りました。
昔この場所にあった「P」は、多国籍料理を安く食べられる名店でしたが、ここはどうでしょう。
「牛とろ肉のお蕎麦」の大盛り(890円プラス100円)をたのみました。
熱々のたれに、そばをつけて食べます。
このそばが本格的なのに加え、たれの中に、ほろほろの肉片がごろんと入っています。たれ自体にも肉のうまみがしみだしています。
入る前は「肉そば処」というカテゴリーは聞きなれないと感じていましたが、たしかに「肉そば」を掲げるのにふさわしいメニューです。
肉片二つのうち一つはレバーのようでした。
筆者はレバーが苦手ですが、今回は独特のくさみもなく、おいしく平らげました。
店を出ると行列ができていて、ビジネスマンからの支持の大きさもなるほどうなずけます。
ただ、いくらうまかったとはいえ、レバーをすすんで食べようとも思えないので、次回は別の品にトライしてみようと思います。
店を出て、路面電車で中心部に向かいました。
スカイホールで、第2回日本画STEP展。
さいとうギャラリーで、向井正樹・大溝雅之2人展と、三世代+α展。いずれも絵画。
「三世代…」には、水彩画家の館田孝廣さんの遺作が展示されていましたので、別稿で紹介したいと思います。
道新本社北一条館1階の道新ぷらざDO-BOXで、中野北溟記念 北の書みらい賞受賞者展。
道新ホールや道新ぎゃらりーが閉鎖され、道新文化センターも移転し、同じ道新ぷらざの「カフェ・ド・クリエ」も閉店したのに、DO-BOXと道新プレイガイドは北海道新聞社移転のギリギリまで使うようです(道新観光はどうするのか聞いていません)。
50歳未満の道内在住書家を顕彰するもので、ことし第4回の受賞作と、昨年の第3回の受賞者4人の作品を展示しています。
大通駅からさっぽろ駅まで地下鉄南北線に乗ったら、サピカポイントで無料になりました。
札幌から区間快速エアポートに乗り、千歳に向かいました。
千歳市民ギャラリーでは何も展示がないようなので、ギャラリー SAGAN へ。
探し方がわるいのか、Google map には出てこず「仲の橋通り」を行ったり来たり。
むつみ屋商店(Google map では「むつみやビル」と表示される)の、千歳駅寄りに小さな入り口がありました。
中は狭く、かつて札幌にあった gallery new star より左右幅はありますが、壁面長は似たり寄ったり。
ここで鈴木純子展が開かれています。
鈴木純子さんは現代的なテキスタイル作家ですが、道内出身・在住ではなく、今回なぜ千歳で個展を開いているのかはわかりません(これまでも札幌でも個展を開いたことはあります)。
筆者はかつて網走市立美術館で個展を見ているので、わかる部分は多いのですが、初めての人は、解説テキストもなしに、小品10点ほどだけ並んでいる展示をどう理解するのだろうと、ちょっと心配になってきます。
この作家の問題意識を最も反映していると思われるのが「Fishless Fish Animal」。
奄美大島でのビーチコーミングで拾った物体を組み合わせたオブジェです。
海洋マイクロプラスチックスの問題に胸を痛めているのでしょう。
ギャラリーにいた男性(ずっと客だと思っていた)から小冊子をいただきました。
帰路は、近くのバス停「もりもと本店前」から中央バスの福住駅行きに乗ることにしました。
以前乗った急行千歳線の後継の系統のようです(完乗記はこちら)。
時間がかかりそうですが、筆者の家は、福住駅からあまり遠くないので、札幌駅からの時間を考えると、それほど差はないのです。
バスはすいていて、快適でした。
途中、輪厚から8人ほどが乗車しましたが、立つ人は最後までいませんでした。