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北海道美術ネット別館

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2015年2月14日の午後

2015年02月15日 15時57分13秒 | つれづれ日録
(承前)

 本郷新記念札幌彫刻美術館で開催中の所蔵品展「本郷新の頭のなか」については、また稿を改めることにしたい。

 彫刻美術館入口からバスに乗り、北1条西27丁目で降車。ギャラリーRetara で、渡部陽平 石彫刻展を見る。



 シンプルなかたちの作品が床に9点、枯山水みたいに、床に配置されている(厳密には、床に直接置かれているのではなく、小さな台の上に載せられている)。
 また、入口に1点。さらに、玄関のすぐ外側にこっそり1点が置かれている。

 表面は、のみで削ったものと、カッターで切断したものとがあり、後者は直線の縞模様が特徴的だ。
 22日まで。

 円山公園から東西線で琴似へ。
 カフェ北都館ギャラリーで田仲茂基油彩展 風を感じて
 オーソドックスな風景画。
 コーヒーを飲みながら、テーブルの前で居眠りしてしまう。疲れているんだろうか。

 資料館をへて、ふたたび中心部へ。

 北星女子中高美術部「はしどい展」は、コンチネンタルギャラリーでの開催が多かったが、今回はギャラリー大通美術館。
 例年にくらべて多くの生徒が100~200号という大作に取り組み、コンチでは収容できなかったと思われる。





 1枚目の右手にあるのは「海町」。想像力の豊かさに脱帽してしまう。

 どの作品も、丁寧に小さくまとめるのではなく、若いエネルギーが渦巻いている。

 顧問の波田浩司さんの個展も同時開催。
 昨秋の独立美術で発表した「羽の舞う日」が、道内初公開されていた。
 あれっ、バックのビル群がない!
 そのかわりに、流線型の車(ただしタイヤ未装着)が、人物の背後に大きく描かれている。
 聞くと、波田さんは昨年、独立展の会員に推挙されたとのこと。おめでとうございます。
 会員になって、200号を出せるようになり、同時に、絵の内容も自由度が増したようだ。

 いずれも15日まで。


 この日の最後、富士フイルムフォトサロン札幌で見た、榎本 淳「Train Hokkaido」鉄道風景写真展
 これについても別項で。


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