札幌の画家で全道展会員のデュボア康子さんの訃報が、3月15日の北海道新聞朝刊「おくやみ」面に載っていました。66歳でした。
デュボア康子さんは小樽出身。
フランス人と国際結婚でこの姓になったと聞いています。
全道展では、1989年から91年まで3年連続で奨励賞を受賞。
92年に会友に推挙され、2000年に会員になりました。
また、全国規模の女流美術協会でも会員。
さらに、独立展でも近年、新人賞や佳作賞を受賞するなど活躍していました。
札幌時計台ギャラリーでは隔年で個展を開いていました。さらに、NHK文化センターで後進の指導に取り組んでいました。
モティーフは、2、3人の女性であることが多かったです。写実や表情よりも、色彩の構成などを重んじ、人物の周囲や背景には曲線や不定形の形を配していました。
現実にある色彩よりも、全体のバランスや構図を重視した画風は、全道展に典型的なモダニスムだったと思います。
昨秋の独立展には出品していましたし、昨年12月に開かれた全道展の会合にも元気な姿を見せていたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
■Six in October (2013)
■デュボア康子展 (2007)
■デュボア康子展 (2005、画像無し)
■デュボア康子展 (2003、画像なし)
■デュボア康子個展 (2001)
デュボア康子さんは小樽出身。
フランス人と国際結婚でこの姓になったと聞いています。
全道展では、1989年から91年まで3年連続で奨励賞を受賞。
92年に会友に推挙され、2000年に会員になりました。
また、全国規模の女流美術協会でも会員。
さらに、独立展でも近年、新人賞や佳作賞を受賞するなど活躍していました。
札幌時計台ギャラリーでは隔年で個展を開いていました。さらに、NHK文化センターで後進の指導に取り組んでいました。
モティーフは、2、3人の女性であることが多かったです。写実や表情よりも、色彩の構成などを重んじ、人物の周囲や背景には曲線や不定形の形を配していました。
現実にある色彩よりも、全体のバランスや構図を重視した画風は、全道展に典型的なモダニスムだったと思います。
昨秋の独立展には出品していましたし、昨年12月に開かれた全道展の会合にも元気な姿を見せていたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
■Six in October (2013)
■デュボア康子展 (2007)
■デュボア康子展 (2005、画像無し)
■デュボア康子展 (2003、画像なし)
■デュボア康子個展 (2001)
あんなに大きな作品を描かれていたのに、
また、教えていただこうと思っていましたのに、
先生は、素晴らしい画家でいらっしゃると同時に、
さっぱりと飾らない、気さくな小樽の気質を持った方でした。
先生との出会いに感謝いたします。
康子先生、ご冥福をお祈りいたします。
一方で、絵については妥協はせず、私と時計台ギャラリーで話している最中でも、「うーん、この色はこっちに置いた方がよかったかな」などと考え込みはじめる方でした。
あらためて、ご冥福をお祈りします。