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北海道美術ネット別館

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2024年6月14日はまたも小樽へ

2024年06月16日 08時05分00秒 | つれづれ日録
 午前は、シアターキノで、ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演の映画「PERFECT DAYS」を見ました。
 この日がロングランのロードショーの最終日。
 無口なトイレ清掃夫・平山にふんする役所広司の演技が見事でした。

 パンフレット(1100円)を買いました。
 Wim Wenders のフィルモグラフィが載っており、横4列にわたって彼が監督した映画のポスターが新しい方からずらっと並んでいたのですが、筆者は下2列(古いほう)の作品はほとんど全部見ているのに、上2列に載っているうちでは「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」ぐらいしか見ていませんでした。
 これはショックでした。大学を卒業して就職してから、映画どころではない多忙な生活を送っていたことが、自分であらためて確かめられました。
 キノの年間パスポートも買ったことだし、これからはもっと映画を見ようと思いました。

 狸小路を、北海道神宮祭の開幕を告げる人々が錫杖のようなものを鳴らしながら歩いていました。

 地下鉄に乗って北12条駅へ。
 ギャラリーエッセで北村哲朗彫刻展を見ました。
 これまでの個展の記録集をいただきました。ありがとうございます。

 札幌駅から小樽行きに乗り、琴似で降りました。

 カフェ北都館ギャラリーで昼食。

 「私のおまもりー太田香・三村紗英子・中村まり子・小松美月」4人展(~17日)を見ました。
 北海道教育大岩見沢校を出て、絵画制作を続けている若手の4人。
 小松さんだけが1996年生まれで、他の3人は94年生まれ。
 
 すでにみなさん、画風が確立しているといえそうです。
 太田さんは、森に隣接する夜の公園にたくさんの赤いセーター姿の女の子たちを配し、
三村さんは、がらんとした室内に静かな時が流れるように画面をつくり、
中村さんは、もこもこした赤ちゃんを初期ルネサンス風のやわらかな筆つかいで描き、
小松さんはボナールばりのあたたかな色調と筆致による静物画や人物画に取り組んでいます。

 計24点。ほかに、太田さんの版画小品も置いています。

 
  琴似から快速エアポートに乗りました。
 案の定混雑していましたが、手稲で降りる人がいたので、すわることができました。

 終着の小樽まで行かず、南小樽で降りました。

 「旧園田商店」で「上映」という、喫茶と個展が合体したイベントが開かれており(まぎらわしいネーミングですが、映画会ではない)、この日は、いなべみのりさんの個展があるというので、小樽まで足をのばしたのです。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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PERFECT DAYS」 (怜な)
2024-06-16 12:22:04
こんにちは
情報をいつもありがとうございます。

役所広司の演技、本当に見事ですね。
特に最後の場面、いろいろなことがあっても日常は続くのだと、考えさせられる内容でした。
返信する
Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2024-06-17 10:19:51
怜なさん、いつもありがとうございます。
「PERFECT DAYS」は、ラストの役所広司の表情がみごとでしたね。ヴェンダース監督の日本へのあたたかいまなざしも感じられて良かったです。
返信する

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