江口週「繋がれたアーチ」

　3回にわたり、JR旭川駅構内に設置されている彫刻を紹介する。

　うち2点は、旭川市が運営する、全国規模の彫刻の賞としては老舗の「中原悌二郎賞」の受賞作。
　この江口週さんの木彫は、第24回の受賞である。



　ただし、この賞の歴代受賞作は、最短でも2015年まで改修工事中の中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館に所蔵されており、今後、ほかの受賞作に展示替えをするかどうかなどについては、わからない。

　江口さんは1932年生まれ。
　ダイナミックな木彫を制作する人というイメージがあります（あまり実作を見たことがないので…）。
　この作品も、ふたつの部材をつないで、絶妙のバランスを保っている。

(この項続く)　　

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■第14回本郷新賞受賞記念　江口週彫刻展 （2009年）

関連サイト
□本郷新記念札幌彫刻美術館の、本郷新賞受賞の記事