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北海道美術ネット別館

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2013年11月30日(4) 西区へ

2013年12月02日 20時05分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 札幌時計台ギャラリーでは、2階のABC全室を春陽会道作家展で占めていた。
 3階では、「洋画家 岸本裕躬展」が開かれていたが、2009年に札幌市民ギャラリーで開催された大規模な回顧展のときと異なり、大作はほとんどなく、おりおりに描いたスケッチやドローイングなどが90点あまり、脈絡なく並べられていた。

 ギャラリー大通美術館に立ち寄ってから、北1西4のバス停からジェイアール北海道バスに乗り、発寒橋で降車。
 しかし、これが誤算で、30分近くもかかってしまった。
 これなら、東西線に乗って琴似まで行き、そこで、西野方面に行くバスに乗り継いだほうが早かったと思う。

 発寒川沿いに歩いてギャラリー山の手へ行き、搬出作業が始まろうとしていた宝賀寿子さんの木版画展を見る。リンゴをテーマにした壮大な絵巻に、思わずゴクリ。

 西野3条2丁目のバス停からバスに乗って発寒南駅へ。そこから歩いて「集い処 えん」へ。
 しかし、いま思えば、ぜんぶ歩いても10分ちょっとで着きそうだ。

 初めて来たが、最近増えている古民家改造型カフェで、2階がギャラリーになっている。
 そこで、道教大の金工コース4年生に在学中の小西宏枝さんの個展「アマイアメ」が開かれているのだ。

 6畳間ぐらいのスペースをインスタレーションふうに構成しており、先日の道教大サテライト(紀伊國屋書店札幌本店のあるビル)でも発表していた人物像のような大作や、網目のような作品、細いろうそくのように垂直に立つ作品などが床置きされているほか、台の上には、紙片が挟まれた鉄製の本のような作品が置かれ、さらに天井からも、パラシュートの裏側に子どもがはりついたようなものが吊り下げられるなど、不思議な空間になっている。
 鉄の本の間や、壁には、詩のようなテキストが記された紙片が、あちこちに貼られている。
 お店の人によると、鴨居からぶら下げられた小品は、きのうは無かったとのことで、日々増殖していく個展のようだ。

2013年11月28日(木)~12月3日(火)午前11時~午後6時 (火曜のみ~午後11時)
GALLERY EN(札幌市西区発寒1条3丁目3-23 カフェ集い処えん 2F)




・地下鉄東西線「発寒南」駅から約530メートル、徒歩7分
・同「琴似」駅から約780メートル、徒歩9分

・ジェイアール北海道バス「発寒橋」から約490メートル、徒歩7分
(札幌駅、北1西4、道立近代美術館などから手稲方面行き。快速や都市間高速バスは止まりません)
・ジェイアール北海道バス、中央バス「西町北7」から約900メートル、徒歩12分
(快速、都市間高速バスも停車します)




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