北海道美術ネット別館

美術、書道、写真などの展覧会情報や紹介。毎日更新しています。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメントはお気軽に。

■祭太郎作品 赤平アートプロジェクト・その2(2018年9月8日~10月8日)

2018年10月10日 11時23分59秒 | 展覧会の紹介-現代美術
(承前)

 「その1」で、そらち炭鉱の記憶プロジェクトを牽引してきた上遠野敏かとおのさとしさんの作品を紹介してきましたが、祭太郎さんの作品と共通するものがあると思います。
 いわゆる大文字の宗教ではなく、もっと土俗的で庶民的な、ささやかで素朴な信仰への共感みたいなものが、2人の作品世界に共通しているのではないでしょうか。

 会場入り口でもらったパンフレットには

「炭鉱のかみさま、ほとけさま、げんさまシリーズ 1~6」他3点

と書かれていましたが、実際には
「炭鉱のかみさま、ほとけさま、にんげんさまシリーズ」
の1から6までと、
「流木のかみさま」
「十字架のかみさま」
「へびのかみさま」
の3点が柱に飾られていました。
 留萌管内初山別村の金比羅神社で見つけた流木を利用しているようです。

 画像は「炭鉱のかみさま、ほとけさま、にんげんさまシリーズ 3」です。
 近づいて見てみると、小さな人間のミニチュアが飾られているのがわかります。それは、炭鉱で働く現場だったり、お祭りの様子の再現だったりします。

 「へびのかみさま」は、蛇の抜け殻を使った立体。
 「十字架のかみさま」は、もうなんというか、「潜伏キリシタン」ではないですが、信仰の正統性とか、そういうせせこましい垣根を越えたところにある概念だとはいえないでしょうか。


 このほか、映像作品として「祭太郎とめぐる、そらち炭鉱のアートバスツアー」という映像作品も流れていました。

 さらに彼は、会場を訪れて、くす玉を割ったり、「いいんでないかい音頭」の盆踊りを主宰したりしているとのことです。
(筆者が訪れたときは、かれは帯広に行っていたもよう)


 こうして見てみると、ともすれば、彼が絵を描いたりいわゆる「アート的活動」を行ったりするのと、ライジングサン・ロックフェスティバルで口上を述べたりラジオ体操をしたりするのとは、フィールドの異なる活動だと受け止めてきたのですが、彼の中では一貫しているというか、近いものがあるような気がしてきました。


2018年9月8日(土)~10月8日(月)の土日祝日、午前10時~午後4時
旧住友赤平炭鉱坑口浴場 赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設


□赤平アートプロジェクト2018 https://sora-coal-art.info/
□赤平アートプロジェクト2018のtwitter @soratan_ap


□祭の妖精 祭太郎でございます。http://ameblo.jp/maturi-taro/
□祭太郎twitter @maturimirai1977


関連記事へのリンク
BENIZAKURA PARK ARTAnnual -Festival of Contemporary Art (2018年8月11日~9月15日)
RSR点描・続き ーRising Sun Rock Festival in Ezo 2018(ライジングサン・ロックフェスティバル)その7(2018)
なぜこんなに多くの顔ハメ看板がRising Sun Rock Festival in Ezo 2018 (ライジングサン・ロックフェスティバル)に登場したのか
祭太郎個展 (2018年5月)

RSR(ライジングサン・ロックフェスティバル)2016 写真特集(3) 祭太郎

ライジングサン・ロックフェスティバル(2015)

2011年のRising Sun Rock Festival

Mercury Road-ライジングサン・ロックフェスティバル2010写真特集

祭太郎、ことしも声をからしてガンバル-ライジング・サン・ロックフェスティバル2009

祭太郎個展「まつりたろうのお盆だよ! 全員集合」(2008年)
祭太郎! RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008
ただ今石狩湾新港その3(2008年)

ART! MEET! MART!(2007年)
ライジングサン・ロックフェスティバル(2007年)

2004年のRSR

吉川貫一個展「近未来パラダイス」 (2001)


コメント

10月9日(火)のつぶやき その2

2018年10月10日 01時47分53秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

10月9日(火)のつぶやき その1

2018年10月10日 01時47分52秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント