ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

マイ携帯の顛末。

2008年03月25日 | とんでもない!
 私の携帯電話歴は、とっても長く、1991年の2月からだから、なんと17年に及ぶのだが、最初の携帯電話は、まだNTTドコモがない時代のNTT移動通信の頃の大きなバッテリーを肩にかけての「大きな黒い電話機」であった。

 それからNTTドコモが会社として設立されて以降も、ずっと何故か浮気もせずにNTT系に「携帯電話」のお世話になっているのだから、表彰ものである。

 写真の携帯電話は、現在使用中のD902とその前お世話になっていたP506である。

 いずれも私には大変印象深い機種であり、ムーバ時代最後のパナソニック製の折畳み式携帯電話は、何故かよく落としたのだけれど、奇跡的に戻ってきた代物である。

 数年前に沖縄にファミリーで旅する前日に、市役所近くの子供ランドで孫と共にジャングルジム的アスレチックの遊具で遊んでいた時に、ズボンのポケットから落ちたらしく、沖縄行きの朝に「携帯がない」と気づいて、ひょっとしたら遊具で遊んだ時に落としたかもと早朝に探しに走ったのである。

 しばらく探したが見つからず、市役所の守衛さんに「落し物」として届いていないか確認したが、届いてないとの返答だったが、念のためにもう一度探しに遊具の現場に戻って、前日遊んだ経路を辿ってみると、なんと中央の真下に「あった」のである。

 この僕の好きな色のブルーの折畳み式形態は、なんと毎年夏に10日間ほど行っている中国・内蒙古自治区の大草原でも落としてしまったのである。

 数人の子供たちや仲間と草原を走って、牧民の家へと急いで行って、馬に乗って遊ぼうとしていた時に、道などない草原の途中で携帯を落としたらしいのである。

 しばらく乗馬で遊んだ後に、時計代わりの携帯で時間を見ようと思ったら、いつものズボンのポケットにないことに気づいたのである。

 この時ばかりは、もう諦めの境地であり、全く大草原の何処に落ちたかなど当てもなく、帰国したら遺失物としての保険請求しかないと考えていた。

 夕暮れ時になって、小学生の男の子を馬に乗せて、タズナを引いて、たくさんの羊たちが寝そべっている草原に近寄って行った時に、「キラッと光る」ものを発見したのである。

 全く奇跡的な自分の携帯との再会であった。

 この携帯電話は、ぼこぼこの傷がついてはいるが、記念にと今も大切に保存している。

 それから現在の携帯にバトンタッチしたのが、昨年の春からなのだが、残念ながら今年3月に「携帯電話」の開発、製造事業から撤退を表明した「三菱電機」のスライド式のモニター部分の大きなお気に入りの携帯電話である。

 D型の携帯電話が無くなるのは、とってもさびしいが、この携帯電話は、とっても「いたずら好き」なのである。

 僕のズボンのお尻のポケットの中で、キーロックをかけているのに、勝手にスライドして、いたる所に「勝手に電話する」のである。

 それも、あ行の最初のメモリー番号だけでなく、リダイアルや着信履歴から電話しているのである。

 困ったことに、電話のかかった先方から「お電話をいただきましたが」と返信が来ると、「すみません、お尻が勝手に電話してしまって、ごめんなさい」と謝るしかないのである。
コメント (1)
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