「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

今思うこと

2011年03月16日 | 日記
地震から五日が経ちました。
もう五日、まだ五日・・・
なんだかたくさんの時間があっという間に過ぎたように思えます。
離れ離れに避難された方達の家族の再会に涙し、
家族を探して、大津波に流された町をさまよう被災者には声も出ません。
もうこのような光景は見たくありません。

そんな気持ちでテレビの画面から目をそらすと、
またカタカタという地震の揺れを感じて、
この不安の収まるのはいつなのかと落ち着かない気持ちになります。

日本中が何とかしなくてはならないと思っている今、
私のできることは何なのでしょうか。
お茶を教えるしか何もできない、アラカンおばさんは、
それでも真剣に考えています。

まずは何とかお稽古に来られた方には、
せめてゆっくりとした時間を過ごしていただいて、
それぞれが自分たちのできることに力を注げるように、
一時の平和な時間を過ごしてもらうことでしょうか。

地震の直後は、目の前のことをどうにかすることに必死だったけれど、
そろそろ疲れがたまるころでしょう。
張り詰めた緊張が解けたときに、
悲しみや、恐怖の感情ははどっと押し寄せてくるものでしょう。
お見舞いの言葉を掛けることも慰めになるでしょうが、
音楽でも、芝居でも映画でも、スポーツでも何でもよいから、
しばしそれに夢中になれる時間が疲れを癒してくれるかもしれません。
体の安全が確保されてからの、心ケァーの方が大変なのでは。

私達は今あるものを大切に上手につかい、
自分の身を守るだけのために、品物を買い占めたりせずに、
必要なものを被災地に少しでもたくさん送りこむことが求められているのに、
スーパーで必要以上に買いこむ姿には、少し悲しい思いがします。

さあ頑張ろうよ・・
私も少し心を奮い立たせています
一日も早く前を向いて歩きだせますように。

今はそれを祈るのみです。


プログをご覧の社中の皆さんへ  
 予定通りの日程で教室を開いています。
 お見えになれる方はどうぞご心配なくいらしてください。

 交通機関その他で、いらっしゃれない方は、
 無理をなさらずに、ご連絡だけ頂ければと思います。
 今は安全を一番に過ごしてください。

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