「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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ハプニングも思い出

2015年06月22日 | 日記

最後の訪問地ミラノに着くと、そのまま今開催中のミラノ万博の会場へ。
そこで二時間ほどつかの間の万博見学をしました。
お天気が良く、今までで一番暑い日になりました。


テーマは「食の文化」ということで、日本館は今話題の和食をアピール。




30度を超す暑さの中で、和服を着たスタッフもおもてなしでした。

日本館はなかなか人気で、いつも行列ができているということでした。
中では、リーズナブルな軽い食事から、高級和食まで提供していました。





懐石料理の有名なお店も出店で、会場でふらりとはいるには、
かなりのお値段とききました。
私たちも、日本でもふらりとは入らないお店でしたからそうでしょうね。

ここまで来て和食もないので、やはりリーズナブルな現地料理を求めて、歩きました。



イタリアの自然食を味わってみました。

ちょっとしたハプニングがあって、ミラノに着くのが二時間ほど遅れ、
私たちのお腹はペコペコでしたので、見学よりもランチが優先でした。

そのハプニングというのは、
ミラノに向かう時に、そこで別行動になる二人を、
ボローニァ駅まで送った時のことです。
そこへ警官が寄ってきて何やら始まりました。
どうやらそこに車を止めるのは駐車違反の様なのです。
車の運転手さんは日本語はおろか、英語もよくわからないイタリア人ですので、
私たちに説明をしてくれることもできず、
どのような事態で警官ともめているのかがわかりません。

そのうち車は別の場所まで誘導され、そこでまた何やら調べられています。
「まさか警察まで連れていかれることはないでしょうね・・」
と事情がつかめず、だんだん不安に。
私たちをいろいろと世話してくださった、一行の中の頼りになるメンバーの方が、
現地の旅行会社に連絡を取ったりして何とか事情が分かりました。
どうやらその車か運転手が、勤務時間の規則違反をしていたらしいのです。

というわけで、車はミラノまで私たちを乗せていくことができなくなり、
別の乗用車三台が旅行会社から差し向けられました。

一台に荷物を残りの二台に四人ずつ分乗して、
二時間のロスタイムの末ミラノニ向かえることになりました。

ヨーロッパでは、就業規則にとても厳しく、違反が見つかると大変なのだそうです。
安全のためにそうしているのわけで、途中でも時間オーバーになると、
あと少しでも、車から降りて歩かされるなんて言うこともあるとか。

言葉のわからない私は、ただただ状況を見守るだけで、
これが貴重な経験なのか、よくある事なのかはわかりませんが、
とにかく無事に運んでもらえてよかったです。

最後に、万博のシンボルツリーです。



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