「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

泡が命

2022年01月18日 | お茶三昧

干支羊羹「孟春の虎」(とらや製)

「花びら餅」が一周しましたので、後半はとらやの竿物です。

「家でお茶を点てるとあまり美味しくないのです。」
「お稽古と同じお茶をわざわざ買ってきたのに。」
「そう、お稽古で頂くお茶が一番おいしいです。」
「お湯の温度でしょうか、薄茶も泡がよく立たないです。」

お点前はお茶を美味しく点てる最善の手順ですから、
お点前をしていただくお茶が一番おいしいのは当たり前かも。

「表さんはあまり泡を点てないそうですが、どのくらい泡立てるのかしら。」
「月型を残すくらいだそうですよ」
「私たちは一生懸命点てても、泡立ちが悪いと申し訳なく感じますよね。」
「そうそう、泡が命って感じ。」
「ビールと同じですね。」(そういえば、そちらの泡はしばらく頂いていないなあ。)

オミクロン蔓延中の稽古も、たわいもない話題で、しばし気分転換です。

先日お稽古にいらした方が、玄関先で、
「今来る途中、咳が出て寒気がしてきたので、今日はこのまま帰ります。」と。
その後すぐに「抗原検査、陰性でした。」とLINEで写真が送られてきました。
良かったです。
皆さんこのように気を使いながらの毎日ですね。
 


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