「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

地震の間接的被害が

2011年04月17日 | 日記

地震から一カ月以上が経ちました。
私自身は、直接的な被害はありませんでした。
間接的にも、不安定な交通事情と、節電、スーパーの品薄くらいです。
お稽古に来られる方の状況が安定しないということはありますが。
それも少しずつ落ち着いてきて、何とか不自由のない生活ができています。

でも飲食業を営んでいる方達にとっては死活問題のようです。
予約はすべてキャンセルになり、新しい予約もほとんど入らない状態だといいます。
いろいろと心配なことがあって、とてもお茶の稽古どころではなく、
お休みしている方もいらっしゃいます。
誰もがそんなに余裕を持ってお稽古をしていらっしゃるわけではありませんが、
何とかお稽古ができるということは本当に幸せなことなのだと思います。

お稽古の時に皆さんで、お仲間の和食屋さんを心配して、
「みんなで元気づけに、お店に食べにいきましょうよ」
と声を掛け合っていますが。

何時地震の余震で電車が止まるかわからない状況・・・
夜のお食事会も心配でなかなか実行できないのが現実です。
でも近々友達を誘って、お食事に行こうと思っています。

縮小される歓送迎会・・卒業式や入学式も簡素なものだったと聞いたりもすると、
日本中が元気がなくなるのではと心配になったりします。
みんなが元気でないと、被災地への応援もできませんね。

今まで気づかないでいた無駄に気づくチャンスになるのは良いのですが、
大切なもや時間までも、我慢してしまわないようにと思います。
地震がもたらした精神的な葛藤というストレスも、
地震の間接的な被害と言えますね。

今私にできることは、お稽古にいらした方に、
たくさんお茶を飲んでいただいて、
せめて一人ひとりが元気でいられるお手伝いをすることだけですが。


裏千家我孫子茶道教室




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