今回のお茶会で、ちょっとこだわってそろえた道具があります。
茶入れの仕覆です。
それは私が好きでぜひ主茶碗に使いたかった了入のお茶碗の銘が
「雷雲」だったからなのですが。
主催する会の15回記念というお目出度い席です。
それに便乗して私の節目の年の感謝の席。
やはりどこかにお目出度い『龍」がほしいと。
そして出会ったのが龍の文様のある裂地です。
それを仕覆に仕立てていただきました。
茶入れ 瀬戸肩衝 「清友」
仕覆 「紫地龍丸紋錦」
茶碗 赤 「雷雲」 了入造
と私の思い通りのお道具が一つそろえられました。
仕覆に仕立てられる大きさすれすれの裂地でしたが、
本当に模様の龍の配置も良く、素敵に仕立ててくださいました。
お客様から、こんな裂地の手に入る、
そしてこんな風に仕立ててくださるお店は何処ですかと、
熱心に聞かれてしまいました。
「欲しいと思っていたから、出会えたのですね。」
皆さんの感想です。
もう一つ出会ってしまった道具があるのですが。
それはまた。