昨日のお茶会は、天候にも恵まれ、
無事に終えることができました。
一日茶室を見守ってくれた椿のつぼみは、
どんな道具よりも、皆さんの目を楽しませてくれたようです。
一席ごとに、露を打ちながら、
「最後まで、がんばってね。」と祈りました。
花入れを曽呂利に決めたときから、
花は椿と決めていました。
又それが一番似合う花入れでもあります。
嬉しかったのは、この日に似合う一輪が見つかったことです。
大先輩の先生から、
「あのお花でお茶席がしまりましてね。」
と言っていただけて、ほっとしました。
床の花、点前座の清め、炉中の火・・
それだけを確かめていれば、私の仕事は済みました。
水屋のことは一切ませせて、お客様とのお話しに専念できたのも、
社中の皆さんが、それぞれの受け持つ仕事を、
一生懸命こなして下さっからだと思います。
大きなハプニングはありませんでしたが、
(個人的にはやはり茶室には魔物が済んでいたようですけれど)
四畳半の茶室に、14人のお客様が入られた時は、
文化財の障子が、お客様の背中に押されて、
何度か外れてしまい、受付の方が大慌てでした。
今朝は少し朝寝坊をと思ったものの、
早く目が覚めてしまいました。
水を使った道具は、昨日のうちに、全部広げて乾燥中、
そのほかの物は、今日一日かけてボチボチ片づけます。
まずは終了のご報告まで。
皆さんありがとうございました。