先日のお茶会から、もう一週間以上が経ちました。
あの日床の花入れで、お客様をお迎えした椿のつぼみが、
綺麗に咲いて、盛りを過ぎようとしています。
今はちょっとよそ行きの曽呂利の花入れではなく、
私の好きな一輪挿に納まっています。
お茶会では椿の花と決めていましたが、
白、赤、ピンクと三種類の椿を用意していました。
他のお席との相談で、私は白を選びました。
白も二種類用意しました。
何があるかわからないので、
保険はちゃんと用意しておかなくてはなりません。
本当にお花は、当日花入れに納まるまで、
一番心を配る茶室を飾る要素ですね。
もちろん保険の花たちも、
それぞれに、最後まで目を楽しませてくれました。
こんなに大切にされた一輪はなかったのでは。
「花の命はけっこう長い~」
なんて歌われながらよく頑張ってくれました。