「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

突然「マルテの手記」

2014年07月10日 | 日記



「赤毛のアン」に刺激されてか、
もう一つの青春がよみがえったようだ。

「マルテの手記」
私の聖書かもしれない。

筋のない物語の中のたった数行が、
私の生きる指針のように心にいつもある。

でもそれは何時しか時を経て、
マルテの言葉ではなく、私の言葉になってしまっている。
私の表現になってしまっている。

詩人リルケが散文として描いた手記の、
その胸に突き刺さるような言葉は、
いったいどんなことばだったのか・・
どのような流れの中だ発せられたのか。
多分突然だったと思う。
そして私は「ああこれだ」と感じたのだ。


その突然を確かめたくて、
今もう一度手にしている。




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