「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

茶道体験の授業

2013年02月19日 | お茶三昧

都内の小学校で、茶道体験授業をしてきました。
毎年この時期にお邪魔する学校なのですが、
丁度インフルエンザが流行るころなので、
何時も実施までは、はらはらします。
今年は何事もなく、皆さん参加で楽しめました。

千駄木の駅から歩いて5~6分のところにありますが、
今日は日暮里駅から、谷中霊園を抜けて、
15分くらいかけてゆっくりと遠回りをしました。

久しぶりに歩いてみた谷中霊園です。
桜の並木が、これからの季節の華やぎを静かに待っているようにも。
お茶道具の重たさも気にならず、
勤めていたころの懐かしさを、楽しみながらの道のりでした。

子供たちはいつもと同じように、お茶を点てる体験を楽しんで。

   

初めて点てるお茶もこんなに上手に。
思わずみんなで覗きこんで「美味しそうだね」と。

   

6年生と4年生の合わせて4時間の授業はあっという間におわりました。
何時ももう少し時間があればと思いますが、
足りないくらいが次への余韻を残して良いのかもしれませんね。

初めての体験が、生涯一度の体験になるかもしれません。
すくなくとも、私と今日の子供たちとのお茶のひと時はきっと一度だけです。
そんな「一期一会」を子供たちと穏やかに過ごしました。
特に6年生には卒業を控えて忙しい毎日。
ちょっと息抜きにもなったらうれしいのですが。


雪交じりの雨の上がった後の帰り道は、近道をして千駄木の駅へ。

谷中霊園には桜の咲くころ、今度はお花見に来てみたいと思いました。