銀座にある桜ショプという、手づくりの木の家具のお店に、
ちょっと用ががあって行ってきました。
お店の中には、どれも欲しくなるような木の家具が、
綺麗に展示されています。
お茶の立礼に使えるテーブルも素敵で、行くたびにほしいなあ・・・と。
でも買っても、立派すぎて何か家具を処分しないともう我が家には入りません。
大きさばかりでなくお値段も立派なのでね。
店内を眺めていて、可愛いものを見つけました。
どなたかにプレゼントするのにいいかしらと思いましたが、
試しに、私用のご褒美に買うことにしました。
一体何のご褒美でしょうね。
中身はこれ、筆ペン。
軸のところが、伝統工芸の筆に使用される竹でできています。
こんな感じになりました。
筆先も職人さん手づくりの毛筆だそうです。
本当の筆で書いている感触がして、とてもいい感じですよ。
使い心地がよかったら、いずれどなたかにプレゼントしたいです。
使っていただけそうな方にね。
いいものを見つけたなとわくわくしていたら、
一枚のチラシが目につきました。
お店で開催する、作品展のチラシです。
その下の方に見つけたのがこれ。
「マルテの手記」!!
なんとこの本は私の青春の代名詞なんですよ。
中学一年の時に初めて読んでから、もう何度も読み返し、
リルケにあこがれ、
彼の詩をドイツ語で読んでみたくて、
ドイツ語で書いてある本を買い・・
何時かはドイツに行って、リルケの墓に薔薇の花を手向けたい。
そう思いながらも、
いまだにお墓参りは実現していませんし、
ドイツ語の本はインテリアになり、何度かの引っ越しの後に、
思い出ボックスに入ってしまわれていますが。
何処で開催されるのかとよく見たら、
香川県高松でした。
青春を懐かしみに行きたいけれど、かなり遠いですね。
でも、今日はこの二つで、なんだか少しときめきました。