植木を買いに行った時のことです。
矢筈ススキを見つけました。
売り物だかわからない風情で、置いてありました。
「これ売ってくれますか、おいくらです」と聞くと、
まさか買いたいという人がいると思わなかったのでしょうか、
一瞬考えて、「八百円です」と答えました。
「八百円ね・・」と今度は私が一瞬考えてしまいました。
高いのか、安いのか判断がつきかねて・・
そこへ同行のおばさんの一声、
「五百円にならないかしら」
またまた一瞬の間があり
「いいでしょう」の一声。
有難う、言ってみるものですね。
それでも高かったのかお得だったのかはわかりませんが。
私は欲しかったので満足しました。
実はこのススキは「ナンバンギセル」と共生しているそうです。
出てきたら嬉しいですね。
10年ほど前からプランターで、毎年新しい芽をだしていた矢筈ススキが、
五年ほどたった頃にだめになりました。
やはり狭いプランターでは、それ以上根がはれなかったのでしょうか。
シーズンが過ぎたら、もう少し大きな鉢に植えかえようと思います。
値切ってくれた方にも分けて差し上げなくてはね。
裏千家我孫子茶道教室