GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

流鏑馬の馬

2009年09月25日 | 馬徒然
馬事公苑のイベント「愛馬の日」に、毎年必ず披露される流鏑馬。

撮影していた場所で、「今日の馬は流鏑馬初体験の馬なので、危ないから離れてみてください」と、流鏑馬保存会の関係者の方がお客さんに案内している。
場内を流れるアナウンスも、「流鏑馬保存会の方は出張先で馬を調達して芸を披露しており、難しい局面もあります」と紹介している。
なるほど、伝統行事に専門に携わる馬がいないのだ。

流鏑馬に向いている馬とはどういう馬なのか。流鏑馬どころか馬術、いや、乗馬すらおぼつかない私にはわからない世界である。ただ、競馬、馬術、それだけでなく流鏑馬という日本の伝統行事でも相応の馬が求められていることは確かである。

そういえば、由緒ある流鏑馬に関わっておられる方が、遠野の馬は流鏑馬に向いているとおっしゃっていた。今度お目にかかったら、その真意を伺いたいと思う。

それにしても馬事公苑で披露された武田流流鏑馬の型の美しさ!
流鏑馬のエキスパートの馬による流鏑馬を、是非是非見たいと思った。
コメント (4)
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